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雫が二十四粒 ページ26

Aside


手が温かい何かに優しく包まれてる


なんだろう?


凄く、安心する



ゆっくりと瞼を上げると、見覚えのある天井が見えた



此処は、



「目が覚めたかい?」



声がした方を見ると太宰さんが私の手を握りながら横で椅子に座って微笑んでいる太宰さんがいた。



ああ、太宰さんだったのか



上半身を起こすと太宰さんが背中を支えてくれた。



太宰さんが、、、優しい、だと!?



「気分はどうだい?」


「おはよう御座います。太宰さんが妙に優しくて怖くなってる最中です。」


「酷い!」




私は何も聞こえませーん。



「魘されていたようだけど、、、。」



あー、



「ちょっと昔の嫌な事思い出したんですよ。」


「ふーん。」



うわー、腑に落ちない顔してるー。



「というか今何時?」


「オヤジ?」←


「あ"?」←←


「十一時です。」




素直に最初からそう言えば良いものを


、、、て、ん?




「十一時!!??何で!?」



あっれー?


そういえば最後にあった記憶はなんだっけ?



「上から鉄鋼が落ちてきて下敷きになったのだよ。、、、取り敢えず、明日は休むといい。」


「は?国木田さん達の許可は?」


「もう貰ってる。」




お早いことで



「んじゃ、お言葉に甘えて明日は街でゆっくりしますかねぇ。」


「安静にしなよ。」




あれ?


太宰さんがお母さん化してる!?

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狼狐(プロフ) - 必殺!一気読み!!▼狼狐は一気読みを繰り出した▼ ←マジです。1時間で読み終えました(遅)感動し過ぎで泣きました。最初悪女に成り切れない悪女ってどゆこと?って思ってましたがこーゆーこととは・・・・!納得です★あぁ、続きが見てぇ・・・ (2022年2月12日 17時) (レス) id: 563f93d61f (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - 感動のあまり、涙が……泣けました。コレってアニメ化しないんですか?(冗談です)続編が見たいです。あ、でも、コレで終わりってなるのも味的に良いかも……うあ、でも…………見たい!見たいです!!! (2021年7月3日 15時) (レス) id: 3b5cd0d846 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - 味付けのりぃさん» そう言って下さり有り難うございます! (2019年8月9日 13時) (レス) id: 4f3f949d42 (このIDを非表示/違反報告)
味付けのりぃ - あああぁぁぁ…まじで涙出たぁぁぁぁ…いい話すぎる(?)この作品を作ってくれてありがとうございます…!こんなん泣くしかねーわ(( (2019年8月9日 1時) (レス) id: cae02b46bd (このIDを非表示/違反報告)
ヨル(プロフ) - 557*ココナさん» この作品を読んで下さり有り難うございました!! (2019年7月29日 13時) (レス) id: 4f3f949d42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨル | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月3日 1時

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