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『んっ…ふわぁ…』

…ここは、どこだろうか。

全く見覚えのない場所のようだ。

周りを見渡してみても、誰もいないし、出口もなさそうだった。

横長の机に4つのイス。机には、四人分の食事がのっている。

その一つの椅子に、取り敢えず座ってみる。

ぎぃっ

…人だ。男の子、だ。

隣に座り、手に持っていた本を開き、真剣な顔つきでそれを読んでいる。

早朝の海のような綺麗な水色の髪に、それより少し濃い瞳。

見ているだけで吸い込まれそうで、思わず彼から目を逸らした。

ぎぃっ

すると、今度は逆隣の席に誰かが座る。

深くフードを被り、自分の肘当てをみつめている。

深くフードを被ってはいるが、その隙間からは桜のような髪にアメジストの瞳が見える。

…男の子、多いな…

女の子がいると、まだ恐怖心消えるんだけどなぁ。

あ、そうだ。

もしかしたらこの二人、ここのこと知ってるかもしれない。

ちょっと、聞いてみようかな。

『あ、あの』

ころん「……なに?」

さとみ「?どうしたの?」

『ココ、どこなんでしょう…』

ころん「…へ?あんたが俺たち連れてきたんじゃないの!?」

『へ!?違います!!起きたらここで…』

まさか疑われるとは思ってなかった。

まぁ、反応を見るに彼らも何もわからず連れてこられたのだろう。

『何が行われるんでしょうか…』

私の手には、工具箱。

いつもの格好に園芸用のエプロンとゴム手袋と麦わら帽子をつけている。

さとみ「あ!見て!工具箱の中!」

ピンクの髪の少年にそう言われて開けてみると、一枚の紙と工具が入っていた。

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設定タグ:さとみ、ころん , 第五人格 , 歌い手   
作品ジャンル:恋愛
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白兎 - グスッ。゚(゚´Д`゚)゚。い、グスッいい話だねグスッ(;ω;) (2020年8月5日 23時) (レス) id: 46d9c3b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - 感動したー。゚(゚´Д`゚)゚。ころちゃん、かっこよすぎて惚れそう!((もう、惚れてるけどww (2020年6月6日 17時) (レス) id: e940227cb7 (このIDを非表示/違反報告)
SURUMEα - 山崎さん» 莉犬「だってよるぅちゃん」るぅと「作詞作曲に携わったかいありました(*´∀`*)」莉犬「聞きながら読んでくれる人増えたら嬉しいね(*´∀`*)(つられ微笑み)」 (2020年4月26日 18時) (レス) id: 2c1f0bbea4 (このIDを非表示/違反報告)
SURUMEα - れな./renaさん» さとみ「感動してくれるほど駄作者に語彙力があったら苦労しないんだけどな((」駄作者「ああ"?」ころん「さとみくん!!僕のセリフ神だって!!やっぱねー僕は神だよね!!」さとみ「ああ"?((おっといっけね☆最後まで愛読して頂きありがとうございました!!」 (2020年4月26日 18時) (レス) id: 2c1f0bbea4 (このIDを非表示/違反報告)
#marisa - codeってなんか強いメッセージがあるんですよね…ついつい聞き入ってしまうんです…それを小説で表現するなんて!とってもうまくできていますね!途中から涙が…うぅぅーっ (2020年4月4日 5時) (レス) id: 12856f7fd8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SURUMEα | 作成日時:2019年8月5日 14時

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