★Error vs fell ページ21
戦局は劣勢だった。
「ははっ、息巻イていた割にはそンなもノか?」
Errorが挑発的に俺を見下ろす。
いつもの俺ならそんな視線でも快感に感じてしまうんだが、今はそういう訳にもいかない。
俺が負ければ、Aがつらい目に遭ってしまう。
俺が、俺が守らなくちゃ…
でも、奴を打ち破る方法が思いつかない。
ソウルを貫こうものならInkの二の舞だし、言葉なんかで説得できる相手でもないだろう。
「うぐっ…あっ!!」
あれこれ考えていた隙に、青い糸が俺を縛り上げる。
「では…こうシようか。こコで大人しク負けを認めレば、お前の世界だケは破壊セず“見逃し”てやる。抵抗するナら…お前のソウルは真っ二ツだ。」
「……!」
俺が心から欲していた世界の復活。そして永久の平和。
「それでも俺は…!自分の世界にかえても…!」
「Aを守りてェんだよ!!!」
片目を赤く光らせ、Errorの足下から骨を飛び出させる。
ソウルを傷付けないように取り囲む形で。
そうだ。殺せないなら動けないようにしちまえばいい。
そして動くとダメージを受ける青い骨で奴の四肢と目を貫いた。
Errorの動揺が伝わり、糸がほどける。
「その目と手足が恋しいなら動かない方がいいと思うぜ?ん?」
「Fell…貴様…ァ!!」
へっ、口だけは動くようだな。
俺は無視して囚われていたInkを助けた。
「ははっ、まさか君に助けてもらっちゃうとはねぇ…」
Inkが頭をかく。
「悔しかったら2度とヘマすんなよな。」
「とにかく、今は感謝の気持ちでいっぱいだよ〜!ありがとうね!」
笑顔を振りまきまくるInkを連れて俺はAUの狭間に帰った。
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syobon(プロフ) - うわああああぁぁぁぁぁあぁ好きすぎる、、、!!!!めっちゃ好きですありがとうございます!!メア様ぁぁ、、あぁ(( (2022年7月5日 18時) (レス) @page27 id: 39e6e7917a (このIDを非表示/違反報告)
(*^ω^*) - うん、死ぬわ、 (2021年6月7日 16時) (レス) id: 1a06a316db (このIDを非表示/違反報告)
スノー - あーあ、好き、、みんなかわいいです(語彙力0) (2020年10月10日 11時) (レス) id: 8757ae5ab1 (このIDを非表示/違反報告)
さぃだぁ - うわぁぁぁー///メア様推しだから嬉しいです!有難うございました! (2020年9月13日 17時) (レス) id: 8f702b8e3c (このIDを非表示/違反報告)
れい - これで、好きなサンズがメアだけじゃなくなりました!やっぱりundertaleもAUも良いですね! (2020年7月29日 15時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろーるけぃき | 作成日時:2017年12月17日 19時