【ダンまち外伝】の二次創作。２ ダンジョンに団長を求めるのは間違っているだろうか ２

ゴブニュ・ファミリア ページ31

「あー今後、
アミッドと
顔合わせづらいなー……」

「これくらいもらっておかないと
割りに合わないわよ
アミッドだってわかってるわ」

「アミッドさんの知らない所で
また厄介なクエストがくるかもしれませんね……」

「う“っ……！」

レフィーヤの考えに否定ができないティオネ……

「と……とにかくさっさと
ホームに報酬を置きに行くわよ。
いつまでも持ち歩いているのは
流石に怖いし」

「……ティオネ。
ごめん。武器の整備に行ってもいい？」
アイズがティオネに断りを入れる。

「あ[ゴブニュ・ファミリア]？
あたしも行くー！
大双刃(ウルガ)壊れちゃったし！
Aも行こうよ！
その剣……あっ、刀って言うんだっけ？
見てもらいなよ！」

「えっ！？でも、あたしヴァリス(？)
そんなに持ってないし……」

「大丈夫だよ！後払いにすれば平気、平気！！」

「じゃあ、ティオナとアイズと一緒に行こうかな？
ティオネ、いいかしら？」

「しょうがないわね。
私とレフィーヤはホームに荷物置いてくるわ。
行くわよレフィーヤ」

「あっはい！
アイズさん、ティオナさん、Aさん
また後で」

A達のパーティ５人は二つに分かれた。

「じゃ行こっか？二人とも！」
ティオナを先頭に歩き出した。

＊＊＊＊＊

【[ファミリア]の活動内容は多岐にわたる

オラリオにある大半が
[ロキ・ファミリア]のような迷宮探索で
生計を立てる
探索系[ファミリア]だが

[ディアンケヒト・ファミリア]のような
商業系も少なくはない

何にせよ[ファミリア]の行動理念は
主神の趣味と実益を
兼ねたものと言える】

＊＊＊＊＊

「どんなに強力な剣も持ち手に合わなきゃ鉄クズだ！！」

「ウッス！！」

カアン カアン カアアン

ハンマーが装備品を鍛える音が響き渡る。

「剣はもう１つの腕と化せ！！」「ウッス！！」

「鎧をもう１つの体に変えろ！！」「オッス！！」

「ハンマー、一振りに生命を注げ！！」「オッス！！」

カカカアン！！


【[ゴブニュ・ファミリア]

装備品の整備作製を行う鍛治派閥もまた
そんな１つ。

主神の方針により規模は小さいものの
オラリオでも最高品質の武具を作る
知る冒険者(ひと)ぞ知る
質実剛健の[ファミリア]

特注品(オーダーメイド)が多い
というのも特徴の１つ】

＊＊＊＊＊

そのような場所に、
A、ティオナ、アイズの３人は訪れた……

主神ゴブニュ→←ティオネVSアミッド

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