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「今日転校生くるらしいよ？」
「まじで？！男？女？」
「美人こねぇかなー。」
学生の敵、期末テストが終わり
夏休みまであと数日となって私の心はウキウキ
そんな中、教室では転校生の話題で大盛り上がりだった
しかし私はそんな事よりこの間のころんくんが忘れられなくて
二人でどこかに初めてお出かけして
観覧車で...
思い出すだけで発狂してしまいそうになる
周りからしたらきっと不審者だ
あんなにころんくんが近かったのは初めてで
今だってドキドキが止まらない
先「お前ら席つけー。」
しばらくするとガラガラという音を立てながら先生が教室に入ってきた
「先生ー！転校生男？女？」
先「いいから席につけ。」
中々静かにならない教室
先生も大変だな、なんて同情しながら廊下の方にふと視線を移すと
そこには長身の男の人がいた
遠目から見てもイケメンなオーラが出ていて
これは女子が喜ぶな、なんて心の中で苦笑いをする
そして視線を先生の方へ戻そうとした時
一瞬、ほんの一瞬だけど
転校生と目があったような気がした
案の定、教室は主に女子が大盛り上がり
そりゃイチゴの王子並みのイケメンが来ればこうなる
そして今はくじ引きで席替えをしている
夏休みまであと少しだけど
せっかくだからという事で急遽行う事になった
...ななもりくんはジェルくんの膝の上でいいよね
さとりーぬとるぅころも同様
二人で一つのものを共有するとか最高過ぎてうへへへへ
そんな変な妄想を頭の中しながらもくじを引く
するとそこには34の数字が表記されていた
黒板で自分の番号を探すと窓側の後ろから2番目
あまり目立ちたくない私にとって最高の席で心の中でガッツポーズを決めた
そして重たい机といすを持ちながら
とことこと自分の新しい席のところへと歩いていくと
こ「え...うそ。」
ところんくんが手で口元を抑えていた
どうやら私はころんくんの前の席になったみたい
この間、改めて告白された時に返事をするタイミングを逃してしまい
少しだけ気まずい
それだけど嬉しいなんて思ってしまう私は相当ころんくんが好きみたいで恥ずかしくなってしまう
熱くなった顔を必死に覚まそうと手を顔に当てていると
「あれ、やっぱりAだよね。」
なんて声が隣から聞こえてきた
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ぐみ - この作品もう見れないのかな？続きが気になります！ (2023年3月27日 16時) (
レス) @page7 id: 458fb8f1d6 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - この作品すごい好き…続きが気になります…！ (2022年10月22日 17時) (レス) @page7 id: 96f398d2f6 (このIDを非表示/違反報告)
こうは - この作品はもう更新されないのかな、、、？ 大好きな作品だから寂しいです。 (2021年8月1日 14時) (レス) id: 13bc715183 (このIDを非表示/違反報告)
ららら - もうこれって続かないんですかね…とても好きな作品なので気になります (2021年7月20日 15時) (レス) id: cc519f5d68 (このIDを非表示/違反報告)
ろん - 初コメ失礼します！え、こっちまでキュンキュンするのですが。？もう好きです最新楽しみに待ってます！ (2021年4月23日 23時) (レス) id: c98d552257 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：う い。 | 作者ホームページ：https://twitter.com/Uni_5656n
作成日時：2020年10月15日 15時
