腐女子失格？！【ころん】

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さ「りーぬ、これ見てみ？」

り「アハッハッ！」

目の前にはさとりーぬ


ジ「なーくん疲れたぁ〜。」

な「え〜、じゃあちょっと休憩する？」

斜め前にはジェルなな


こ「ここの問5が良くわかなくて。教えてもらってもいい？」

る「えっとね、これは三段落目に書いてある筆者の気持ちを...」

横にはるぅころ

推しカプが勢ぞろいで
私は今にも倒れてしまいそうです

私は前世で国のために命でも捧げたのだろうか


今は七人で八人用の席に座っていてる
さとりーぬ、ジェルななが前に座っていて
ころんくんを挟むように私とるぅとくんが座っている

あぁぁぁぁぁ
呼吸するのが辛い
尊過ぎてむりぃぃぃ

『ちょっとお手洗行ってくるね。』

行ってらっしゃい、とイチゴ王子に言われながら私は図書室を出て
ドアの外から観察していた

トイレなんて嘘
せっかく推しカプ達がいちゃいちゃしてるんだっ
観察しないとね！

じーっと見ていると

ななもりくんがジェルくんに膝枕してあげてたり
さとりーぬが肩を組みながら何かしてたり
るぅころが頭コツンッてしながら勉強してたり

ねぇ、なんでそんなに尊いの？
君たち結婚してるよね？ね？

声は聞こえないけど
行動が尊くて

じーっと見つめていると

さとみくんと目が合ってしまった

お願いだから見なかったことにして〜！と
さとみくんに目で訴えると

フッと笑みを浮かべて


突然莉犬くんの事を抱きしめた


え、え、ふぇ？！

なにそれ！！
え、ファンサ？！
言葉にできないけど尊やば
ハグは倒れちゃう




さとりーぬのハグを見たからか


私はその場に倒れてしまった

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