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"ころんから告られたでしょ”
その言葉に私は吃驚したのか
歩いていた足を止めた
水野さん?なんていうさとみくんの声なんか当然聞こえているはずもなく
心の中ではパニック状態になっていた
え?なんでさとみくん知ってるの?!
もしかして他の人にも伝わってたりしてるの?!
それはやばいぞ!!
漫画みたいに靴箱とか机の中に大量の生ごみ入ってたり
トイレ入ったら上から水かけられたり
持ち物全部池に捨てられたり?!
『それだけはやめて〜?!』
私は頭を抱えながら自分がいた場所を延々と歩き回った
そんな一人劇をしている私を見て
さ「みーずの、さんっ!」
と、さとみくんは私の名前を呼びながら同時に頭にチョップを食らわせた
それも結構痛いやつ
『...頭割れた。』
頭が割れたと思ったくらい痛かった
頭が取れたと思ったくらい痛かったのにさとみくんは
さ「うわ〜、こんな綺麗にきまったの初めてだわ〜。」
と自分の右手を見ながら感心していた_____
さ「俺らずっところんから水野さんの話されてたの。」
『あ、そうだったんだ。』
さとみくんによるところんくんは私の事をイチゴ王子達によく話していて
昨日の出来事も一人一人に電話してまわったらしい
さ「勿論誰にも言う気ないから。水野さんの友達にも。」
そういいながらさとみくんの視線はミアとカナの方に行く
私もつられて二人の方を見た
『うん。今は二人にはまだ知られたくないかな。』
二人の事を信頼していないわけではない
だけどまだ言えないと心の中で思った
さ「俺も人に言いたくない事たくさんあるしな。」
さとみくんは私の頭を撫でながら
ははっ、とミッキーのように笑った__
さ「あ、そういえばなんだけど...」
何かを思い出したかのようにさとみくんは話し始めた
さ「今日ころんの誕生日なんだよ。」
『え?そうなの?』
スマホのカレンダーを見ると5月29日と表示されていた
さ「色々とめんどくさいから学校で誕生日聞かれても秘密って言ってるけど
水野さんはころんの好きな子だから特別。」
内緒だからね?と後に付け足してにっこり笑った
『...プレゼントとかって馴れ馴れしいかな。』
昨日の今日だし流石に、と心の中で思っていたけれど
さ「別にいいんじゃない?あいつ単純だから絶対喜ぶよ。」
と頷きながらさとみくんは言った
ほんとかな〜、と思いつつも買う事に決め
ころんくんの好きなものを聞こうと思ったところに
り「さとみぃ〜!!おそい!」
と莉犬くんが来たため結局自分で考えることにした
莉犬くんの嫉妬かわゆくてちーんですわ。
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もち - さ「うぉっ!筋肉マジパネェ!」筋肉ムキムキの マネキン を褒めてどうすんすかさとmさん。 (2021年4月19日 16時) (レス) id: 54667db88c (このIDを非表示/違反報告)
NaNa(プロフ) - ほんとに時間差コメントごめんなさい!文の表現の仕方とかも素敵だし何よりストーリーが好きです!もう,好きすぎて……!これから続編も見てきます!! (2021年4月13日 21時) (レス) id: a34363a5e2 (このIDを非表示/違反報告)
motimotipanda07(プロフ) - キュンキュンしすぎて心臓が痛いw (2020年10月27日 22時) (レス) id: 396260c060 (このIDを非表示/違反報告)
ミツバ(プロフ) - やっばいですころんくんかっこいいのもあるんですけど作者様のびーえる描写尊すぎてやばいですそっちに萌えてますごめんなさい(( (2020年10月15日 19時) (レス) id: 3014c0b6d5 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - 昨日初めてこの作品様を見つけて、読んでみたらドハマリして一気に全部読んじゃいました!!萌えるポイントが一緒過ぎて共感できます(笑)学校終わりの楽しみの一つにさせてもらいますぜ…!!大好きです頑張って下さい!! (2020年10月13日 7時) (レス) id: 7624e9c568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:う い。 | 作者ホームページ:https://twitter.com/Uni_5656n
作成日時:2020年4月19日 3時