▽ ページ17
ぺ｢死神、気付いたことがある。あの上見て！｣
俺がそう言って指さしたその先には、ツタが絡まっていた。
死｢お〜！ツタが！｣
そして俺は、決め台詞のようにその言葉を口にした。
ぺ｢
その後、数十秒ほど沈黙が続いたが、それも俺の想定内。
ぺ｢俺の【ザ・ワールド】が発動しちまったようだぜ...｣
死｢ちょっと...ごめん...｣
俺はその空気を変えるように、ツルの真下にある壁を押した。
ぺ｢ここ押すとね、なんか木が傷んでるみたいで...｣
死神が奇声？のようなものを発し、同じように壁を押した。
ぺ｢あとここにね、なんか穴があるんだよ｣
迷路の壁が一部削られ、先の見えない穴が掘られていた。そこまで深くは無さそうだが、一体どこに繋がっているのだろう。
一通り探索を終えて、俺らが迷路を出ようとした時だった。そういえば、迷路の入口には金ブロックがあったな。
ぺ｢死神、お前の持ってる(水流)レバー、畑の方にあるチェストに下から入れられねぇ？｣
死｢あー、やってみます！｣
暫くすると死神がチェストにレバー等を入れる音が聞こえ、俺は安心してその迷路を出た。
ぺ｢俺もうこの迷路入んねぇわ...｣
死｢酔う？｣
ぺ｢うん、酔う｣
同じような景色がどこに行っても続くんだから、そりゃ酔うわ。
そして死神も出てくると、ゴルゴンが入口にいた。
ゴ｢おい！仕事中に何遊んでるんだ｣
ぺ｢いや、迷路の.....｣
俺が言い訳に悩んでいると、死神が代わりに言った。
死｢あの、迷路の草の方がボゥボゥになっておりまして｣
すると、ゴルゴンの動きが止まった。
死｢ん？.....死後硬直？｣
いや、まだご存命ですから！
死｢あの、ですから草の方を
死神がそう言うも、ゴルゴンは右手に剣を持ちながら言った。
ゴ｢なんか言い方がムカつくなお前｣
そしてゴルゴンは少し苦しそうに呻く。
ゴ｢三人もいらないから、一人給料カットで...｣
死｢ん〜!?給料はこれ以上はちょっと...｣
ゴ｢もしくはクビにしよっかな〜｣
まずい、割と本気かもしれないぞ。
ぺ｢今日の夕食はとても豪勢に用意させておきますので...！｣
ク｢胃の方があの、痛めておられる様子なので...｣
クロノアさんの言葉で、ゴルゴンは再び俺らを睨みつけてこう叫んだ。
ゴ｢まだ痛いわ！｣
ホント、マジでコイツ(ゴルゴン)面倒くさいわ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はちみりん(プロフ) - お知らせなのですが、只今学校のテストに力を入れております故、次の更新は11月以降になってしまいそうです。お知らせが遅くなってしまい申し訳ございません。また、次の更新でこの作品は移行致します！ (2019年10月10日 17時) (
レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
夏月(プロフ) - いつの間に！？((新作おめでとうございます！(*’ω’ﾉﾉﾞ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ楽しみにしていました！(pqﾟ∀ﾟ*○)更新、無理をしない程度に頑張ってください！Σd(・∀・´)今回もめっっっちゃ応援します！！(*´▽｀*) (2019年6月16日 17時) (レス) id: fb9808e4bc (このIDを非表示/違反報告)
はちみつりんごぱん(プロフ) - Yucca!!!さん» コメントありがとうございます。今回はかなり亀更新かもしれませんので、いつも以上にゆーっくり待っていただけたら幸いです (2019年6月10日 21時) (レス) id: 335fded264 (このIDを非表示/違反報告)
Yucca!!! - 最近占ツク見てなかったら盗賊の出てる！！やばい面白い！頑張ってください！！！！ありがとうございます！！ (2019年6月10日 21時) (レス) id: 718b4536e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はちみつりんごぱん | 作成日時：2019年5月19日 17時
