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450話 ページ13

「A…? 」

チョッパーは心配そうにAの顔を覗き込んだ。

「苦しそうだな。まだ足が痛むか? 」

「え…そうかも」

気がつけば、足の神経は完全に無くなっていた。

「おかしいなぁ。新しい細胞が遅れているのか? だとしたら、少しまずいな」

「なんで? 」

「だって、細胞がしんでいくままだったら、A自体の命が危ないだろ? 」

「あ、そっか…」

「新しい細胞が一気に生まれるっていうのも、体が慣れていなくて自由に動けなくなるかもしれない。細胞の腐食を遅らせる薬を作ってみるよ」

「…ごめんね? 慣れない事させて」

「いや。これは良い経験になるよ。心配しなくても大丈夫だぞ? 」

チョッパーは可愛く笑った。

Aは少し心の霧が晴れた気がした。
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ジンべエは太陽の海賊団として海を旅する中、コアラという女の子に出会った。

その子はフィッシャー・タイガーによって解放されたド/レイの一人で、それがトラ.ウマになっていた。

ジンべエ達はコアラを母親の元に返すため、船に乗せた。

未だに人間をきらう奴もいたが、コアラは他の人達にとても可愛がられた。

コアラが海賊団に慣れてきた頃、フールシャウト島(コアラの故郷)に着いた。

無事に母親に送り届けた後、太陽の海賊団は海軍に襲撃を受けた。

海軍船を奪い、沖に脱出した。

大量出血したタイガーは、かつてド/レイだった記憶が人間の血での輸血を拒ませた。

そして…。


Aは開いた口が閉じなかった。

手を口に当てる。

ジンべエは話を続ける。

「フィッシャー・タイガーが『し』に至り、その恨みのまま人間に牙をむいたアーロンは投獄された。わしは新たに“海峡のジンべエ”と名乗り、太陽の海賊団の船長として止むことの無い戦いに明け暮れたんじゃ――」
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その頃の魚人島では人間に対する反発が強まっていた。

しらほし達はすっかり成長し、姫川の動きもより大きくなっていった。

子供たちに幸せな時間を提供し、オトヒメとの約束も守っていた。
(ケイミーは石の力で子供になるタイミングを見計らっていた)
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「オトヒメ王妃は島を駆け回った。難.破船の人命救助、島の子供たちへの地上講習、署名活動…じゃが――」
================
署名の取り消しをお願いされた。

原因は救助した人間が島で事件を起こしたからだった。

オトヒメ王妃は酷く落ち込んだ。

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重野黄(プロフ) - ユウユウさん» ありがとうございます。期待に副えるように頑張ります。 (2018年4月11日 1時) (レス) id: e7f2a2c71c (このIDを非表示/違反報告)
ユウユウ - 最新ゆっくりでいいので頑張ってくださいね! (2016年5月1日 13時) (レス) id: 8221b8327b (このIDを非表示/違反報告)
重野 黄 - 白林さん» 無事合格しました。ありがとう><初めは書けたのにおかしいねぇ… (2015年4月4日 16時) (レス) id: 6e0a88a255 (このIDを非表示/違反報告)
白林 - きーちゃん頑張ってー!合格できるように祈っているよ! 久しぶりに小説書こうとしたら、また失敗しました… なんでだあああああああ! やっぱり3DSって無理なのかなー かきたいなー (2015年3月7日 0時) (レス) id: c37c4a7c52 (このIDを非表示/違反報告)
重野 黄 - 白林さん» 白ちゃん久しぶり。来週に入試があるから頑張ってくるよ。小説書けないの?そっか…(´・△・`)きっと大きくなれば書けるようになるよ。待ってるね^^ それじゃ、頑張ってくるね! (2015年3月4日 22時) (レス) id: 6e0a88a255 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:重野 黄 | 作成日時:2014年3月5日 21時

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