9話 ページ10
ユウside
別の世界にきたと知った時
私は絶望だった
いつも通り学校の子とおしゃべりしたり、ふざけあいっこしたり、普通の日々
学校帰りに近所のおばさんが「おかえりなさい」って言って「ただいま」っていうのも普通の日々
お母さんとお父さんは仕事で夜遅くに帰ってくるが、土日はちゃんといるから会話している
普通の日々
友達との会話で、まるで映画のようなスリルな展開が欲しい事だったり、ラブストーリーだったり
その会話だけだったら
普通の日々 ....だった
目を覚すと知らない学校に知らない人達
全てが知らない世界
戻る術がないと言われる始末
だから私はこの世界で楽しもうと思ったら
笑っちゃうよね？
みんな普通じゃないもん
魔法とか魔物は確かに普通じゃないけど
そうじゃないよ
人としての普通じゃなさの事だよ
仲のいい友達と思ったエースとデュース
この前…私とグリムとエースとデュース
4人で遊びでトランプをしようとしたときだよ
その時、罰ゲームなんて言ったと思う？
エ「じゃあさ、一回負ける事に
自分で自分の爪を剥ぐってのはどう？」
痛いしかないじゃん
流石にグリムと私は否定したけど…
デュ「一回負ける事だと負担は大きくないか？せめて、一番負けが多い奴が爪を一枚剥ぐで良くないか？」
まさかデュースまで止めないなんて思わなかった
だから私は
ふざけて言っていたんだと思っていた
そうだ、2人が私達をからかって言っているんだ
あの時
トランプのゲームで一番多く負けたのは
…グリムだった
グ「ふ…ふな!?嫌だゾ!!俺様爪剥がないゾ!?」
ユ「大丈夫だよグリム！流石にエースもデュースも冗談で言っているに決まっているじゃん!!」
そう、信じたかったのに
エ「はっ？何言ってんの」
本気に決まってんじゃん
エースはギィ…ギィと
どこからかペンチを取り出した
ユ「ちょっと！冗談でもタチ悪いよ!?」
デ「何言ってんだ監督生。勝負の前にちゃんと決めたはずだろ」
グリムは2人の恐怖に私の制服をギュッと握りしめる。涙を浮かべ、身体を丸めている
エ「おいグリム！さっさとやれよ！！」
グ「絶対にやらないゾ!!お、おまえら
おかしいゾ!!
狂ってんゾ!!!!」
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ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
