8話 ページ9
A〜〜〜ーーー!!
自身の呼ぶ声があるが
聞こえないフリする
？「なぁー！Aったらー！」
パタパタとこっちは向かう音が廊下に響く
『…はぁ、なんでしょうか
アルアジーム寮長』
カ「おぉ！やっと気づいてくれたか！てか、オレの事はカリムでいいって言っているだろう！A」
スカラビア寮の寮長
カリム・アルアジーム
裕福な家庭に育っており
性格は…大雑把にいうと陽気な人
『…私になんでしょう』
カ「あぁそうそう！前に宴開いたとき、お前来なかっただろ？だから今夜も宴を始めるから来いよ！」
『所用の腹痛あるため遠慮します』
カ「あっはは！相変わらずジョーク好きだな！お前に所用の腹痛ないなんて知ったんだぜ？ジャミルに調べてもらったからな！」
ケタケタと笑いながら
A肩をばしばしと叩く
『あとアルアジーム寮長に言いたいことあるのですが、いい加減私の部屋に高価なモノを置いたりしないで下さい』
カ「お前なんかオレとあまり話したがらない感じがするからよ！だからAの為に職人に作らせた一品モノだ！
服とかお前にピッタリだと思うぞ！」
実はAの部屋の前には大量のプレゼントの箱や紙袋が置かれていたのであった
中は庶民には手が出せない純金で出来ているアクセサリーや、安物とは到底思えない服
もしも割ってしまったらとてつもなく後悔してしまいそうな程の価値のある置物など
『私には合わないモノです』
カ「気に入らなかったか？」
『はい』
「そっかー…」と落ち込む表情をするカリム
Aのお面を撫であげ、疑問を告げる
カ「オレのこと…嫌いなのか？」
ジッとこちらを見つめる
しかしAの心は何も響かなかった
響かないわけがあったからだ
『私の部屋だけ窓に鉄格子、就寝時間の時には扉がガッチリと封鎖…その上部屋に監視カメラをつけている
そんな寮長にどう好きになれと』
お面を撫でていた手はピクッと止まる
カリムはニヤッと笑う
カ「なんだ
もし他の奴らに眠っている間襲ってきたらどうするんだよ？危機管理力足りないぞ！Aは」
『私が部屋にいない間、業務の人頼んで部屋全体にアルコール消毒もやめてください。部屋がまるで病院のようで寝てる間が入院してしているみたいです』
カ「病気にならないように念のためにな！」
『やめてください』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
