10話 ページ11
デ「ちっ おいエース！グリムを支えてろ！」
エ「今やろうとしてる…って！暴れるなグリム！」
エースは私にしがみついているグリムを離そうとするが、私は身体をグリムを守る体制にし叫ぶ
ユ「やめてよ！！なんなの！？あんたたち2人のやろうとしていることは馬鹿みたいよ！！たかが遊びじゃない！！」
エ「へー。じゃあ何。監督生が代わりに罰受けんの」
ユ「え」
グリムを抱く力が強まる
2人は本気だ……！
なんで!?この震えているグリムになんとも思わないの!?泣いているじゃない！
ユ「誰も罰受けないわよ！こんな事…こんな馬鹿な事誰もやるわけないじゃ《バシン》っ!」
エースはユウの叫びに呆れたのか
頬に向かって平手打ちをかました
エ「やれよ」
その時、エースの目は恐ろしかった
睨んでいるから怖いわけではなかった
デュースもそうだった
2人の目は まるで人を殺せそうな程
狂気に満ちていた
ユ「……わ、わかった……わ、たしや…る」
グ「ユウ!?何言ってんだオマエ!!
こんなのほっといて逃げるんだゾ!?」
ユ「だって………無理だよ……
2人に挟まれてる……逃げ道…ないよ…！」
エ「ほら ペンチ」
エースはユウにペンチを渡す
ユウが逃げないようにデュースは背後に付き
グリムが暴れぬよう
エースはグリムを力一杯押さえつけている
ユ「ふっ…ゔぅ……
ね…ねぇ…2人とも…………
わかってる？これ……痛いんだよ…？やった事なくても…………とてつもなく痛いんだよ…!?ねぇ…!!」
エースとデュースはジッと私の指を見つめていた。目的を果たすところを確認するまでと言わないばかりに
グ「もごー!!もごもごー!!!」
グリムは口から炎を出そうとするが
エースの抑えが強すぎて痛くて出せないようだ
ペンチを持つ手は震え
ボロボロと涙を流すユウ
カチッとペンチで爪を掴むのはいいが
剥がそうとする勇気が湧き出ないそうだ
震える歯は音を鳴らす
デ「仕方ないな…オレが手伝ってやる」
ユ「て…手伝うって…」
デュースはペンチを持つユウの手を掴み
爪を掴まれている方の手の方も掴み
ペンチの持つ手を上に
爪を掴まれた手を下の方に向け
ミヂミヂミヂ…
ユ「うゔっ！！やだっ！！やだやだ！！やだぁ！！！いだいって！！いだいっで！！！」
ミジャッ!!
ユ「ぃぃあ"あ"アアァァああアァァアアァアああ！！！！」
ユウの剥がれた指から
血がポタポタと滴り落ちる
落ちた血の上に剥がれた爪が落ちた
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ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
