15話 ページ16
逃げるように廊下を走るA
生徒の視線はAに集まるが
今はそれどころではなかった
『はぁ…っ…はぁ…っ』
(ダメ……ダメよA…落ち着いて…。先輩の言っていた事なんて気にしちゃダメ…
ただ…見たって……
私が元に戻す方法を知った事？
私の部屋は、基本私とアルアジーム寮長が呼ぶ業者以外立ち入る事なんてないはず
だから私の部屋ではない
私とユウを見ていた…
オンボロ寮と図書室ってこと…？
ああダメ…気にしちゃダメ…)
？「おや、なにやら慌ただしいと思えば
Aさんじゃないですか」
(ああどうして…今日に限ってこんなに人に
会うのかしら…っ!!)
『慌ただしくてすみません。急いでたもので
アーシェングロットさん』
アズール・アーシェングロット
彼は私の"ユニーク魔法"を狙っている
1年の頃、同じクラスだった
最初は他の人より話のわかる人かと思っていた
しかし、私の
しつこい男となってしまった
『では失礼します』
ア「まぁ、待って下さい」
『待ちません』
ア「そういえばAさんの好きなシリーズの本が今日新しく出たらしいじゃないですか、良ければどうですか？いりませんか？」
『いりません』
ア「ネコ喫茶2時間無料券いかがです？」
『…いりません』
ア「Aさんゴースト苦手でしたね？この腕輪アレばゴースト避けなりますがいかがです？」
『……いりません』
ア「オンボロ寮の監督生の写真集どうでしょ？」
『もってます』
何かと契約に持ちかけるようにAが好みそうなものを持ちかけてくるのである
彼の本音を前に聞いたことあるため
断り続けている
彼のしつこさは、どうやって手に入れたか分からないが、私のメルアドを知ったのか1日に20件…多い日は40件送りつける事があった
どこからか私の情報が漏れている
ア「何が気に入らないのです？僕は貴方の好みを必死に調べ上げているというのに…!!」
Aは何故この学校の人たちはプレゼントすれば、ホイホイとハイって言うと思っているのか謎である
アルアジーム寮長といいラギーブッチといい
ア「じゃあ教えて下さい、貴方は何を求めているのです…!?そうだ…悩みでもいいのですよ！貴方な悩みを、僕が解消してあげます！」
『すいませんが…!!』
Aはアズールから逃げ
アズールもまた「ちょっと！」と言いAを追いかける
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ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
