16話 ページ17
メインストリートの真ん中で
アズールはAを探していた
ア「おかしい…確かこちらに向かったはず…」
その行動をAと"ジャミル"は見下ろしていた
2人は木の上に身を潜めていた
ジャ「なんでお前はアズールに追いかけられている」
『知らない』
ジャミルはAが逃げているの目撃し
かくまってくれたのだ
アズールはそのまま諦めたのか、学校の中の方へ向かっていた
ジャ「行ったみたいだな」
ジャミルとAは木の上から降りた
ジャミル・バイパー
スカラビアの中でもまだ会話する人間
会話と言ってもほとんどが報告程度だ
『かくまってもらい感謝します』
Aは助かったと言わないばかりに
その場から離れようとする が
ジャミルは「まて」と言われ
しぶしぶとAは振り向く
ジャ「何を急いでるのだ。ここ最近図書室に篭る事多くないか」
「ここ最近部屋に行ってもいないな」と
目つきはまるで何かを探るようだった
『…シリーズ系の小説読み込んでいるの
何か私に用あって？』
コロッと嘘をつく
監督生を元の世界に戻す事は
強いて言えば学園長に話そうと思っている
先生達はひょっとしたらマトモかもしれないが
ユウを元の世界に戻す事ならば
学園長が最適だと思った
ジャミルは穏やかな声音で言う。
ジャ「たいした事ではない。ただ最近あまりいい本見つからなくてな。Aからオススメの本聞かせてもらおうと思ったが」
『副寮長も本をお読みになられるのですか』
ジャ「まぁ、普段はカリムの面倒をみないといかないからな。寝る前にたしなむ程度だ」
「なるほど」と納得する回答だった
スカラビア寮の人間じゃなくてもなんとなく想像できた事だ。本はちょっとした時間より、ゆっくりとした時間に読むのがいいのだ。まぁ人によるが
『寮長は今どうされているのですか』
ジャ「部活に行っている」
(嗚呼、そういえば寮長は軽音部に入っているとかなんとか･･･
まぁ･･･もしかしたら、図書室にユウいるかもしれない。本を紹介するだけなら
副寮長は何もしないわよ･･･ね？)
Aは大丈夫と言い、二人は図書室へ向かった
しかし
この時Aの選択肢は間違えなければ
この時、もし
ジャミルの中をさとっていれば
あんな最悪な事にならずにすんだ
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ミーニャン - 出来るだけ早くお願いします (2022年4月11日 21時) (
レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ミーニャン - この作品の続編を見たいんですがパスワードがかかっていて見れません。初心者なのでここでいいのかわかりませんが教えてもらう事はできますか？ (2022年4月11日 21時) (レス) id: 86b03f2837 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - この作品が大好きで続きを見たいのですがパスワードがかけられて見れません…初心者なのでここで言うのかがあってるかわかりませんが教えて頂くことはできないでしょか…🙇♀️ (2021年11月27日 0時) (レス) id: c7fee68ce2 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 続き気になる (2021年9月19日 17時) (レス) id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
み - 久しぶりに見たけど面白すぎる…続き待ってます！ (2021年5月4日 2時) (レス) id: fec21734c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トルネコ | 作成日時：2020年8月9日 4時
