２６ 和side ページ26
翔ちゃんが本当に家に来てくれて、夜な夜な看病してくれてる
ずーっと暑くて暑くて堪らなかった身体が、長い時間をかけてやっと楽になってきた
冷たい飲み物と、夜中に一緒に食べたアイス
氷枕も冷えピタも、俺が気付く時には必ず冷たい状態で
こまめに取り換えてくれてるんだろうな…
しかも、俺が何も言わなくても、何を欲してるか分かってくれるんだ
翔「トイレだいじょぶ？行くか？」
和「ん、行きたい」
翔「ほら掴まって、せーの、よいしょ！」
立ち上がるだけでも過保護なくらいに手伝ってくれる翔ちゃん
トイレから戻ると、またまた過保護に俺に毛布を掛けてくれる
翔「氷口に入れてあげよっか。冷たくて気持ち良いよ」
和「ん、おいしい」
カラッカラの口に、氷を入れてくれた翔ちゃん
口の中に含んでいられるし、冷たくて美味しい
その後も眠りにつくまで何度か翔ちゃんに氷のおねだりをして
外が少し明るくなり始めた頃、眠りに落ちた
和「ん…」
智「おはよう。よく寝てたね」
目が覚めて、ベッドサイドに座っていたのは翔ちゃんじゃなくて大野さん
寝起きの頭じゃ全く状況が理解できなくて、大野さんの目を見つめて固まってしまった
智「そんなに見られると照れちゃうよ〜。翔くんに連絡とったら、ニノの家にいるって聞いてさ、さっき来ちゃったんだ」
和「大野さん、今日休みじゃないの？」
智「そうだよ！ニノもでしょ？一緒にいたいなと思って」
身体を起こす俺を、当たり前のように支えてくれる大野さん
温かい手に身体を預けながら、みんなの優しさが嬉しくて寝ボケながらもニコニコしていると
翔「さとしくーん！味噌汁温めていいのー！？」
智「ありゃりゃ、冷や汁だって言ってんのに。笑」
ちょっと待っててな、って大野さんは俺の頭をポンと撫でて寝室を出て行った
翔ちゃん、まだ居てくれてるんだ
ほとんど寝てないはずなのに…
少し頭痛がするけど、翔ちゃんのおかげで身体はほぼ復活
ベッドサイドにあったスポドリ片手にリビングに行くと、大好きなメンバーがキッチンでゲラゲラ笑ってた
翔「ニノおはよ！聞いてよ！冷や汁作ってんのに俺味噌汁火にかけようとしてた！！笑」
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るんるん(プロフ) - 何年越しでも、、密かに待っていたので嬉しいです！ (2022年10月9日 2時) (
レス) @page49 id: 5f4c3622e1 (このIDを非表示/違反報告)
kammostsluvamos(プロフ) - 更新嬉しいです！楽しみにしてました！ (2021年5月27日 18時) (レス) id: e05623e0c3 (このIDを非表示/違反報告)
はぐ(プロフ) - かなりお久しぶりにここへ来て読ませて頂きましたがやっぱり風月さんのお話しのニノちゃん可愛くって好きだなぁ(*´▽｀*)続きもまた楽しみにしてますね！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 8801631f59 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ担 - 長編が見れません (2018年12月28日 21時) (レス) id: 9f8d06ec79 (このIDを非表示/違反報告)
tuki - すごく面白いです。更新がんばってください！続きがすごく気になります。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: b5e1612a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風月
| 作成日時：2018年10月14日 1時
