天の海をゆく白鯨のありて ページ20
組合のエドガー・アラン・ポオが、探偵社の乱歩に推理勝負を持ち掛け、それに勝利した乱歩たち探偵社は白鯨の弱点となる情報を手に入れた。
そして、作戦立案を組み立て、敦を白鯨に単独潜入させ、白鯨の
そこで、Aは太宰と取引をした通り、ある場所に向かっていた。
「よく来てくれたねぇ」
そこは内務省異能特務課のとある施設だ。
『安吾、元気そうだった？』
「うん、与謝野女医の治療を受けていたよ」
Aは、うげ、と顔面蒼白になった。
『てか、バレなくてよかった〜内心ヒヤヒヤだったよ』
特務課の建物に入り、ここまで歩いてくるのは、幾らAでも躊躇ったらしい。
フロントの女の人にチラチラ見られたり、昇降機で一緒に乗った男の人に「何階ですか？」と声を掛けられたり、すれ違う人に挨拶されたり、気付かれても可笑しく無い場面は沢山あった。
Aは異能特務課では殆ど顔は割れていない。
だが一部、安吾関係で、Aの顔と名前と声を知る人物も居るのだ。
『いや〜特務課も大した事ないな』
「Aなら巧くやって来られると信じてたよ」
『そんな事言われても嬉しくない
てかもう始まってんの？』
「うん、先刻敦くんが白鯨に潜入した」
すると、無線機からとある人物の声が聞こえてきた。
Aは直ぐに男装していた
そして太宰の隣に腰掛け、インカムを装着した。
その声の主はハーマン・メルヴィル、白鯨を作り出した張本人。
彼が言うには、この白鯨をヨコハマの街に落とす心算なのだという。
《聞きましたか、太宰さん！
直ぐ作戦を中止して避難しないと！》
「作戦に変更は無い」
《はい！？》
「君の手で白鯨を
『敦くん、それが出来るのは、君しか居ないよ』
《Aちゃん…！？
……この事態を予測していたんですね》
「可能性の一つとしてね
それも含めて君が適任者だと判断した
…やれるかい？」
白鯨の落下を止めるには、制御端末を使うしか方法は無く、そしてそれの警備は厳重である事が判明した。
敦が制御端末の奪還に動いた途端、一件の着信が入った。
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かなこ - 中也❤愛してるぅ (2021年11月19日 14時) (
レス) @page3 id: 84f9a9af20 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - RENKAさん» 本当ですか！！めっちゃ嬉しいです〜♡ありがとうございます！今後ともよろしくお願いします♡ (2021年11月7日 14時) (レス) id: 008ae2747a (このIDを非表示/違反報告)
RENKA - 最初から見させていただいてます！読みやすくて面白くて最高です！ (2021年11月7日 1時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - あいでっとさん» コメントありがとうございます！シリーズ3の話がいっぱいになりましたらこちらに移行しますね！もう少しシリーズ3をお楽しみ下さいませ！ (2021年8月23日 17時) (レス) id: 008ae2747a (このIDを非表示/違反報告)
あいでっと(プロフ) - 早く見たい…← (2021年8月23日 17時) (レス) id: 81182bc18e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：myu | 作成日時：2021年8月23日 13時
