人形館と愛され少女~下~【あんスタ】 (ページ5)

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狂人形…35 ページ5

｢大丈夫！
もうお前は怖い思いをシナイ｣

『なんで？』

｢俺がずぅーっと守るから｣

『え、あ、』

さっきも言ってたよね！？

そう言いそうになったけど抑えた

｢でも守るのにも限界がある
だからお前に守って欲しい事がある｣

『ん？』

｢コノ部屋カラ出ルナ｣

『………真緒君？』

一瞬疑問を持ったけど

それを口に出す前に

｢ワカッタナ？｣

念を押されてしまった

少しの時間が経って

私たちに会話は無かった

何だか話したくなかった

さっき“試したい”とか言ってたのに

しっかりお遊びから恐怖へと

それを実感した。

さっきの注意からだ

絶対逆らったら危ない

そう伝わってきた

でも何かしなきゃ

一応私はこの場から逃げれることを

考え続けている

この場に居続けても

このままでも危な気がするから

行動しなきゃ変わらない

何もしなくても危険なだけ

だったら…

『ねぇ…真緒君……』

｢なんだ？｣

『あのさ、足痺れた』←

｢正座してるお前が悪い笑笑｣

『ソウデスネ…』

｢こっち来いよ。A｣

いきなり誘いｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

そう言って真緒君は自分の膝を

軽く叩いて手招きする

お膝椅子に、座れと？

『嫌だ』

｢……｣

あれ？嫌だはスルーですか？

結構勇気振り絞ったのに……

｢なぁ…A｣

＊＊＊

あぁ、まーくん編集長すぎる

あと何話分消費するだろう…