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第百三十五話 不気味なニオイ ページ47

No side







「漢たるもの的から逃げるべからず〜〜〜〜!!!!!!」
「うるさい!!!少しは黙ってられないの〜!!!!?」
「危ねえ!!!!うおっ」
「きゃっ」





「おおおおお」
「ああああ」
「いってぇ…」





「ちょ……何やってんのよ」
「おるぼァ」
「さっきの作戦はミラを動揺させる為の狂言よ…まさか「コイツちょっとオレに気があるんじゃ」とか思ってないでしょーね」




「思ってねーよ…けどオマエには感謝してる。まさかあんなヒキョーな作戦を思いつくとはな」
「ヒキョー言うな!!」





「人!?…人なのかい…こんな島に人が……ここなら誰もいないと思っていたのに……」
「誰だ貴様は」
「ここはウチのギルドぼ者しか入れないのよ」
「ギルド?そうか……ギルドの管理する島だったのか」
「オイてめえ!!!!」





「ダメだ!!!!ボクに近づいてはいけない」
「何を言ってやがる」
「わかった出て行くよ…だからお願いだボクに近づかないで」
「何なのコイツ」
「放っておいていいのか」





「ダ……ダメだ…来る…死の捕食が…来てしまう……」
「ふせろォォーーーーッ!!!!」
「ナ…ナツ…」
「おまえは…誰だ!!!?」




「ナツ……どうしてここに…!?」
「び…びっくりさせやがって………」
「ナツーー!!どうしたの急に〜!!てっぺん行くんじゃなかったの〜!?」
「よくわからねえけど…すげえ不気味なニオイがした」
「な…なんだコレ……」
「辺り一面木々が…」




「枯れてる」
「あいつの魔法なのか?」
「ただ者じゃないわね」
「誰だか知らねーがここはオレたちのギルドの島だ!!!試験の邪魔をするんじゃねーよ!!!」
「大きく…なったね……会いたかったよナツ」




「誰だてめえはァ!!!!」
「殴ったっ!!!!」
「いきなりかよ!!」
「(そうか…まだ(・・)なのか……まだ…ナツは…ボクを壊せない…)」
「おまえなんか知らねえ!!!名乗れ!!!」



「(ボクはもう誰も殺したくないのに……止められるのはナツしかいないのに…まだなのか!!!)」
「な…泣いて…る?」
「う……うぐ……」
「なんて不気味な奴なの……」
「ぬうう…」




「逃げ…て…」
「さっきの黒い波動か!?」
「あれは命を奪おうとする魔力よ!!」
「全員ここから離れろォーーー!!!」
「か……」




「ナツーーーー!!!」
「バカ!!行くなァ!!」
「ナツー!!」
「大丈夫だ…それよりアイツは…」
「消えた?」

「なんだったんだ……」
「ナツ!?マフラーが!!!」




先ほどの魔法か、ナツのマフラーが黒に染まる

第百三十六話 意外な拘り→←第百三十四話 試験の話



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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2020年5月3日 7時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - しーちゃんさん» コメントありがとうございます。作者の私も早くラクサスとくっつかあいかなーと思いながら書いております笑 楽しんでもらえたようで何よりです。これからも更新頑張ります (2020年4月22日 17時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - ここまで一気読みしてきました!!フリードの坊主で倒れるシーンなどシスコン度がどれくらいか分かってとても面白く、それと同時にラクサスとはやくくっつけ!!と思いました笑。とても素敵な作品をありがとうございます! (2020年4月19日 15時) (レス) id: ed6ff61718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:大和 | 作成日時:2020年3月14日 22時

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