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第百四話 王女様 ページ16

A side







気候モード、涅槃の怒涛…アースランドからきた私達フェアリーテイルの周りの重力を変化させて、アニマに吸い込まれないようにする




といってもそろそろ魔力も吸われ尽きてしまうし、アニマが閉じてしまったら大変なので時間は短いけど…




「あれ…?私たちだけ止まってないかしら!!?」
「オレもかよヨ…まさかA!!!何かしやがったな!!!」




流石ガジル、ご名答




『最後のお別れ、したかったんだ。しゃべっても大丈夫だよミストガ……ジェラール。こっちのフェアリーテイルと、私たちフェアリーテイルだけ特別…国民たちにはちゃんと吸い取られていってる幻覚見せてるから』
「やっぱりハイスペックよね…」
「いやふつうできねぇだろこんな事」




ハイスペック…なのかな?




「そうか…A、世話になったな。しかしその顔当てとマントは…」
『これ??最後だからいいかなぁって…誰かさんのせいでフード破れちゃったから』
「ぐ…すまねぇ」




『いいんだよ…国中の人に認められてよかったねラクサス』
「…ありがとよ」
「この人が…アースランドの私…??」
「顔はめちゃくちゃ似てんだけどよー…なんつーか、においがちげぇな!!!」
「多分それアンタにしかわかんないと思うわよ…」




ずっと着けてた顔当てを外すと、エドラスのフェアリーテイルから驚いたような声が聞こえてくる

エドラスのフェアリーテイル…フリードたちはいなかったのかな…いたら会ってみたかったけど…




「王女様が…二人??それにその服…さっきの」
『こっちのフェアリーテイルの皆ともいろいろ話してみたかったんだけどなあ…』
「アースランドの王女様もやっぱりフェアリーテイルのメンバーなんだな…」
「ありがとうアースランドの私!!!おかげでラクサスと…。お父様も認めてくださると思うわ!!!」




エドラスはこれからどうなってしまうんだろう…まあミストガンがいるなら大丈夫かな…




『自分に感謝されるのってなんか変な気分!!!仲良くね!!!』
「お前もそっちの世界のオレと仲良くな」
「え!!?そっちの私もラクサスの事が…??ラクサスってば本当に素直になってくれないから愛想尽かしちゃダメだよ!!!」
「おい」



愛想を尽かすことはないと思うけど…


でも…ラクサスは別に私の事好きじゃないだろうし…




『あはは…善処するーって言うか本人たちにアドバイスされるの複雑だね…』

「聞いてる私たちも複雑よ…」


それもそうだ

さて、ミストガンは…

第百五話 最後の別れ→←第百三話 別れの挨拶



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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2020年5月3日 7時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
大和(プロフ) - しーちゃんさん» コメントありがとうございます。作者の私も早くラクサスとくっつかあいかなーと思いながら書いております笑 楽しんでもらえたようで何よりです。これからも更新頑張ります (2020年4月22日 17時) (レス) id: ef283ab9cd (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - ここまで一気読みしてきました!!フリードの坊主で倒れるシーンなどシスコン度がどれくらいか分かってとても面白く、それと同時にラクサスとはやくくっつけ!!と思いました笑。とても素敵な作品をありがとうございます! (2020年4月19日 15時) (レス) id: ed6ff61718 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:大和 | 作成日時:2020年3月14日 22時

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