~tio~ ページ11
ポ「歩いて良いわよ」
「本当ですか？」
ポ「えぇ」
このベットと友達になって四日目にしてマダム・ポンフリーからのお許しを貰えた。
ポ「水中人の噛み傷も跡も残らず完治してるようですしもう大丈夫よ」
さっきまで私の太腿に巻かれていた包帯を片付けているマダム・ポンフリーが言う。
ベットの縁で前後に揺らしていた足を石畳の床に降ろす。
ひんやりとした冷たさに一瞬、足を上げてしまうが思いきって立ち上がった。
よろけるかと思っていたがそんな事もない。
「んんーー！！」
大きく伸びをするとカーテンに黒い影が映る。
ス「失礼する」
「どうぞ」
いつ見ても黒いな。
威圧的な眼と目が合う。
この人、私の返事を聞かずに若干入って来てたよね。
着替えてたどうするつもりだったんだろう。
「また校長から贈り物か何かですか？」
ス「さっさと着替えろ」
「はーい」
間抜けた返事をするとスネイプさんの眉間に皺が寄る。
「皺寄ってますよ」
今度は、舌打ち。
ここまでの流れは、スネイプさんとの挨拶みたいなもんだ。
ポ「背中が痛むようならすぐ此処に来るように」
「分かりました。ありがとうございました」
去って行くマダム・ポンフリーに深々と頭を下げた。
ダンブルドア校長から頂いた服に腕を通していく。
上の白いシャツは、胸元に大きな飾紐が付いているので綺麗に蝶々結びをして肘まで腕まくりをする。
後は、黒色の短すぎるパンツと膝丈の編み込みブーツを履き、長く伸びた髪の毛を一つに束ねる。
サイドテーブルに乗っている所々金色が剥がれてしまっている年季が入ったヘアカフスを付けた。
そして最後にポンチョ風の黒いローブを羽織れば完成。
「よしっ！」
大きくカーテンを開けて出入り口に向かって歩き出す。
大きな出入り口を抜けた先にいた生徒に見られる。
会釈し、壁に寄りかかって待っているスネイプさんの元に行く。
「お待たせしました」
何も言わず歩きだしてしまうので急いで横に並んで歩く。
「まずは、何処に行くんですか？スネイプ教授」
横から覗き込んで言うと目が合う。
「やっとこっち向いてくれましたね」
教授と呼んだからかな。
そういうとすぐさま逸らされたが。
教授は、以外と面白い人だったり？
ス「何をヘラヘラしている」
「いいえ？ヘラヘラなんてしてませーん」
腰後ろで手を組んでスキップしながら言う。
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ぷぷぷ - ダンブルドアって書かないのはあえてなのかな (8月22日 8時) (
レス) @page10 id: 5bee2b7465 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - フォールさん» フォール様初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです。なかなか更新は出来ませんが生一杯頑張りますので完結まで長いと思いますがよろしくお願いします。 (2023年1月23日 21時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - めっちゃおもしろいです！どんな展開になるのか続きが楽しみです！！応援してます！ (2023年1月23日 20時) (レス) @page24 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 箱さん» 箱様、初めましてアルマジロです。コメントありがとうございます。箱様の素敵なコメントに凄く嬉しくて飛び跳ねそうです。これからも子の作品をよろしくお願いします。 (2023年1月18日 18時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年1月10日 23時
