~elev~ ページ12
ダ「よく似合っとる」
「どうも」
まず初めに連れて来られたのは、校長室だった。
この部屋に辿り着くまでの道のりはもう覚えていない。
思ってた以上の広さと魔法による仕掛けのせいで。
ダ「これからセブルスに部屋や校内を案内させよう」
出入り口の扉に立っている教授を見ると聞かされていなかったのか目が一瞬見開いた。
そして、いつもの嫌そうな顔に変わる。
ダ「マクゴナガル先生は生憎、新学期の準備で忙しくてな」
新学期。
ス「我輩も忙しいのですが」
ダ「A」
「は、はい！」
目線を違う所に向けていると名前を呼ばれたので驚いてしまった。
ダ「校内を見終わったらセブルスの手伝いをしてくれんか？」
ス「結構です。魔法の何も分かっていない子娘に手伝えることなどありません」
「教授の言う通りです。私は、魔法のまの字すら分かりませんので邪魔になるだけかと」
ダ「困ったの」
「大人しく部屋にいるので大丈夫ですよ」
ダ「セブルス」
後ろからもの凄く嫌そうな溜息が聞こえる。
ス「来い」
「あ、ちょっと待って下さいよ！」
ダ「A」
走り出そうとすると校長に呼び止められる。
ダ「生徒と沢山話をし、耳を傾けるのじゃよ」
「はい！」
手を振られるので大きく振り返しながら校長室を出た。
先に歩いている教授の隣に辿り着くと正面から透けた人が来る。
私は、幽霊の類に耐性が無い。
鼓膜が破れそうな悲鳴を上げ、隣にいたスネイプ教授に抱きついてしまった。
あれ、この匂い。
ローブから香る嫌じゃないけど独特な匂いに顔を上げると大きな手が私の顔を鷲掴みにする。
「いだい！教授！痛いですって！顔の輪郭歪みます！」
ス「ならとっとと離れるがいい」
「離れるがいいって教授が私の顔を掴んでいるから離れられませんよ！」
そう言うと解放された。
すぐにポケットの中に入っている手鏡で顔の輪郭を確認する。
『ごきげんよう』
近くで聞こえた声にまた悲鳴を上げそうになるが隣から再び伸びて来た手によって私の悲鳴は、廊下に響き渡ることは無かった。
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ぷぷぷ - ダンブルドアって書かないのはあえてなのかな (8月22日 8時) (
レス) @page10 id: 5bee2b7465 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - フォールさん» フォール様初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです。なかなか更新は出来ませんが生一杯頑張りますので完結まで長いと思いますがよろしくお願いします。 (2023年1月23日 21時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - めっちゃおもしろいです！どんな展開になるのか続きが楽しみです！！応援してます！ (2023年1月23日 20時) (レス) @page24 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 箱さん» 箱様、初めましてアルマジロです。コメントありがとうございます。箱様の素敵なコメントに凄く嬉しくて飛び跳ねそうです。これからも子の作品をよろしくお願いします。 (2023年1月18日 18時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年1月10日 23時
