エルヴィンの妹はリヴァイの婚約者でした

１７話 ページ18

エル:なるほど
Aは怖がりだからな


リ:なんであんなに俺を怖がる？


エル:Aは一度地下街の奴らに
拉致されたことがあるんだ


リ:拉致？
Aは何歳ぐらいの時だ？


エル:10歳の頃だ
俺が目を離してしまって
そのスキに拉致された


リ:(・・・・・・もしかしたら
あの時の少女かもしれないな)
その後どうなった


エル:助けたよ
その時あの中にリヴァイがいるのを見つけた
でも、Aはその時のこを覚えてないよ


リ:本当にAは覚えてないのか？
10歳の頃なら覚えてていいと思うが


エル:しばらくは路地裏を怖がったりしてたが
自然と忘れていったよ


リ:あんな事を忘れられるのか？


エル:何度かフラッシュバックを起こしていた
この頃はないがいつ起こすかわからない


リ:Aが思い出したらどうなる？


エル:心配する必要はない
直ぐに忘れる
おそらくAはその記憶を封印しているんだ


リ:そうか
エルヴィンなぜ俺とAを婚約させた


エル:どうしてだと思う？


リ:もういい
どうしたらAは俺を怖がらなくなる？


エル:Aとスキンシップをとったらどうだ？


リ:スキンシップ？
らしくねぇこと言うな
お前に聞いた俺がバカだった

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