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_______天国のお母さん お元気ですか






自分はたかが1メートル程の為に出した沢山のスリッパ(とワラジ)を見下ろした







_______今日はAが遊びに来る予定でしたが、部活の人たちが遊びに来てくれました






「ハルヒ、冷蔵庫開けていい?」
「あ、うん」



Aは卵や牛乳をビニールから取り出し、冷蔵庫に入れていってくれている。





_______とてもにぎやかな方々で、自分は大忙しです




スパン、と押入れが開いた音と同時に光と馨の声がする


「「オオ!?ハルヒ 女の子な服たくさんあんじゃん!!」」


人の家に勝手来て、勝手に押入れ開けるのは友達だと思いたくない。

環先輩に関しては、なぜか服の好みを語っているし。





と、思ったところで袖が引っ張られた。
振り向けば、ハニー先輩がいる



「ハルちゃんハルちゃん」



_______部にはとても可愛い先輩もいて




「ごめんね〜お手洗い借りれる〜?」
「ハイどうぞ?」
「すまないねぇ〜」





他の人たちに比べて、ハニー先輩はまだマシだなぁ

家主にトイレの場所を聞くんだから。



光と馨なら、勝手に全部のドアとか引き出しとか開けそうだもな。




_______しかし、どうした事でしょう




パタン。とドアが閉まった音を背中で聞きながら

Aを手伝おうとした瞬間。




「わぁあああああん!!!!!!」



自分の考え甘かったことに気づいた。







_______その泣き顔に覚えた感情は





「狭いよう!こわいよう!!!」






ぼろぼろ涙をこぼしながら、ハニー先輩はトイレから駆け出てきた。




_______そこはかとない、殺意でした。









普段から広い邸宅に住んでいる先輩たちなら、庶民の家なんてそんな反応が正解かもしれない。



実際、目の前でその光景が繰り広げられているのだから。





けど、



それにしても





「あはは、家には絶対呼びたくないなあ」

「招き入れたのはAだけどね」




自分は、全くの他人事でヘラヘラするAを睨み付けながらヤカンを手に取った。






いや、耐えよう……

ホスト部(この人たち)には、何一つ期待してはいけない







だいたい、いきなり家に来た時点でもう諦めなくちゃいけなかったんだ。






「はぁーあ、ハルヒと二人の休日はお預けかあ」
「……そうだね」



Aにも幾つか言いたいことあるけど…それこそ諦めが肝心だなあ。




自分は彼等に対するそんな苛立ちを飲み込みながら、息を吐き出した。

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ヒソク(プロフ) - 占ツクは普段あまり開かないんですがこの作品が好きすぎて定期的に見に来てます( ˘ω˘ ) (2020年8月5日 21時) (レス) id: 0e1031415e (このIDを非表示/違反報告)
れな - はやくみたい、明日もおねがいしやす (2020年4月18日 3時) (レス) id: ebfb4b5959 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ - 続き楽しみにしてますー!落ちとか気になってドキドキです! (2020年4月6日 5時) (レス) id: 71414e5053 (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - おもしろくて一気読みしちゃいました!続きが気になって仕方ありません!誰オチになるのでしょうか…ワクワクドキドキ!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2020年4月1日 21時) (レス) id: 3d109989cb (このIDを非表示/違反報告)
ネジ - いつも楽しく読ませて頂いてます!これからも頑張ってください! (2020年4月1日 5時) (レス) id: 71414e5053 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きゅういち | 作成日時:2020年3月6日 15時

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