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「今日からキャラを一新します!!」
などと人格否定まがいの事を言いつつ
Aの内心など知ったこっちゃないれんげ監督は着々とコトを進めていきます。
「まずあなた!!」
「ふえ？！」
初めに指を指されたのは光邦でありました。
「外見も中身も可愛いだけなら 幼児と同じ!!…よって」
とんでも無いことを言い放つれんげ監督。
言うまでもなく、大声で声をかけられ既に半泣きの光邦ですが、
それを追い詰めるように、れんげ監督はにべもなく告げるのでした。
「『かわいい顔して実は鬼畜』______!!!」
光邦の新たなキャラ設定を_______!!!!!
「に゛ゃーーーー!!」
動揺が広がる中、れんげ監督の『キャラ設定』は止まりません
「銛之塚先輩!!埴之塚先輩につき従いつつも その身を案じている!!
たまにしゃべる一言に絶大な重みを!!」
「双子はあまりの酷似ぶりに個別意識されない悩みがある!!そしてバスケ部!!」
「ハルヒ君は超貧乏な優等生でイジメにあっている！！」
「A君は本当は女の子の様な格好をしたい願望がある！髪を伸ばしているのもその現れ!!」
「そして環さん!!!」
びっしぃ！！
一人一人しっかりと設定を組まれるなか
我らが部長、須王環は
「外見ばかりを評価され 実はコンプレックスを抱える学院のアイドル!!!
『孤独な王子』!!!!!!!!!」
.
.
.
「ぴったりだ…」
そのキャラクターに目覚めておりました。
「鏡夜様は完璧ですわ！
いつまでも慈愛に満ちたあなたでいて」
なんて最後の言葉は聞き逃すことはできず
_______たぶん一番間違ってる。
なんて思っても言うことはできませんでした
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作者名：きゅういち | 作成日時：2020年1月28日 20時
