【黒バス】転生トリップしたのは2名の訳アリ少女達でした10 (ページ3)

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356話ページ3

高尾(この攻撃力…)
「これが新しくなった誠凛かよ！」

大坪「いや…少し違うな」

高尾「え？」

大坪「正確に言えば戻った…だ。誠凛のスタイルは攻撃型チームバスケット、だが木吉がいた去年はもっと速かった。木吉と日向中外二枚看板、そして5人の走力とパスワークで点を取りあう。圧倒的に歴史の浅い誠凛というチームはあえて攻撃に特化し乱打戦にもちこむことで昨年東京都ベスト4にまでのし上がった。ラン＆ガンのスピードバスケット、それが誠凛(やつら)の本来の姿だ。」

--誠凛ベンチ--

相田「鉄平が入って変わることは二つあるわ。一つはインサイドの強化、そしてもう一つはPG伊月君と一緒にボールを回すことによるパスの高速化。
ハイペースの点取り合戦がウチ(誠凛)の真骨頂なのよ！
それに今年からは美緒ちゃんたちもいるしねｗ」

心強い・これならいける

そう思った直後、大坪→緑間の連携で得点されてしまった

緑間「何をボーっとしているのだよ、一瞬たりとも気を抜くな。オレを止めたければな…！！」

火神「っぐ…」

木村「よーしゃあ！」バシッ

宮地「ナイシュ緑間ァ！！」バシッ

緑間「！」

日向「気にするな火神！！」ゲシッ

木吉「取り返すぞ！！」ワシッ

火神「！」

両チーム「行くぞォ！！！」

ビーーーーーーーッ

審判「第2Q終了です。これより10分のインターバルに入ります。」

両チームのやる気がさらに上がった直後、第2Qが終了し

各自控室へと移動した。

--観客席--

桃井「うわーすごい、盛り上がってるわね。きーちゃんどう思う？後半の展開」

黄瀬「え？うーん…さっぱりッス！」キリッ

桃井「ホントだめだよね、きーちゃんって…」

黄瀬「…まあまず間違いなく後半は点取り合戦ッスね。…ただ不利なのは誠凛っしょ。今のところ誠凛に秀徳を止める手だてはない、けど秀徳は誠凛をまったく止められないというわけじゃない。先にボロが出るとしたら誠凛しかない。
ま…けどそれは黒子っちや美緒っち、柚輝がいなかったらの話ッス。このまま黙ってるはずがない。
キセキの世代幻の6人目とキセキの世代と互角だった特例選手は伊達じゃないッスよ」

誠凛 45 ： 43 秀徳