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205話 ページ41

--誠凛 控室--



シーーーーーンッ




全員が全員険しい表情をして、黙っていた


柚輝(まずい…)

美緒(うちも試合でるべきだよね)

相田(誰も喋ろうとしない…
どうしよう…何か言ってみんなを鼓舞しないと…
何か…この前の試合とかなんて…
正邦…チュー……チュー!?
するって言っちゃったわ、つい!そういえば!?
美緒ちゃん達めっちゃ喜んでたし…!
どうしよう、もう同じパターンはないよね…?
…いや逆に!?でもそうしたらチュー以上!?
バカな!!……だが……)
「…みんなあのね…」グッ(拳を握り)


日向「カントク、いいよ!」

相田「え?」

美緒「???」

日向「どうせなんかバカなこと言うだろ」

相田「うっ」(焦)

日向(元気づけようとしてくれんのは嬉しいけど
正直…勝てるイメージがねーよ…)

柚輝「!黒子何してるの?」

黒子「前半のビデオ撮っといてくれたそうなので、高尾君を」

伊月「なんか勝算あるのか?」

黒子「え?さあ?」

柚輝「え?」

美緒「黒子www」

黒子「"勝ちたい"とは考えます、けど
"勝てるかどうか"とは考えたことないです
てゆーかもし100点差で負けてたとしても
残り1秒で隕石が相手ベンチを直撃するかもしれないじゃないですか」(真顔)

美緒「それはないwwww」


黒子「だとしても試合終了のブザーが鳴るまでは
とにかく自分の出来ることを全てやりたいです」

日向「…いや!!落ちねえよ!!!」

黒子「え?」

日向「隕石は落ちない!!てかすごいな、その発想!!」

土田「いや…でも全員腹痛つか…」

伊月「つられるな!それもない!」

小金井「まーねー、それに比べたら後半逆転するなんて…
全然現実的じゃん!!!」

日向「とにかく最後まで走って…
結果は出てから考えりゃいーか!!いくぞ!!」

全員「おお!!!」





こうしてどんよりした雰囲気は少し和んだという







その後みんなは控室を出たのだが--

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作者名:Rita | 作成日時:2019年10月4日 19時

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