183話 ページ19
相田「相手に合わせよう
なんて腰が引けちゃ流れ持ってかれるわ
攻める気持ちが大事よ！！」
全員「おう！！！」
ビーーーッ
「第2Q始めます」
日向「っし！」キュッ
相田「日向君……いいのね？」
日向「おーー」
その後、第2Q開始直後
今まで以上に厳しいDF(ディフェンス)の正邦
ベンチや観客席にまで伝わるほどの圧力だった
だが、誠凛もひるむことなく
黒子と火神の連携でなんとか得点した
いよいよこれからだと思われていた--
--観客席--
黄瀬「前より２人の連携の息が合ってるッスね」
笠松「あのDF(ディフェンス)ぶちやぶるかよ
けど一つ気になるな
第2Qでかく汗の量じゃねーぞ、あれは…」
--誠凛ベンチ--
美緒「ねえ、火神やばくない？」
柚輝「うん、あの汗の量ちょっとやばいかもね」
なんて小声で話していた
--コート内--
津川「…」ニヤッ
春日「なーに抜かれて笑ってんの〜？」ガシッ(肩を組み)
津川「あっ、すいません！」
春日「いーけどさー、別にー
１０番(火神)のオーバーペースだろ？
嬉しいのはー、いい感じにオマエのマーク効いてんじゃん」
津川「まだまだ！もっと苦しんでくんないと！！」
春日「おお〜なんとも頼もしいドSぶり」
津川「それに確かにあの二人(火神と黒子)の
攻撃力はスゲーけど点を取れるのは一人だけでしょ？」
なにやら企んでいるような正邦組
このあと誠凛は追い詰められた
火神がOF(オフェンス)ファウルをしてしまい
4ファウルとなってしまった
--観客席--
黄瀬「バッカ…！！何やってんスか、もー」
笠松「こりゃひっこめるしかねーな
残り一つじゃビビってまともにプレイはできねー」
--誠凛ベンチ--
美緒「あのばか！！！」
柚輝「でもあの子(津川)ほんとうまいわ
あれはうちでもファウルになっちゃうかも…」
相田「バッカたれ……！」
呆れた相田はそのまま選手交代を申し出た
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作者名：Rita | 作成日時：2019年10月4日 19時
