7)辛い別れ ページ9
森の皆に挨拶をした。
リンク「なぁんかちょっと寂しいなぁ…」
「何言ってるのよ。私をおいて二度もいなくなったくせに」
リンク「仕方ないだろ?世界の危機だったんだからさ…」
「私…寂しかったんだからね!?」
リンク「ああ、そうなのね、ごめんごめん」
「…サリアんとこ行くわよ。森のメヌエット吹いてちょうだい」
リンク「ハイハイ…」
リンクは妖精のオカリナで『森のメヌエット』を吹く。
レレシ〜 ラシラ〜♪
ったく…
いつの間にか身に付いていた『絶対音感』とやらが無駄に反応しちゃう…
リンク「森の聖域へワープだ!」
光が私たちを包み、森の聖域へとワープする。
in森の聖域
「サリア!」
サリアは切り株に座って、オカリナで『サリアの唄』を吹いていた。
ファラシ〜ファラシ〜♪
…まただわ…
サリア「あ、Aにリンク!おはよう!」
リンク「おはようサリア。あの…ちょっとした悲報があるんだ…」
サリア「え!?何何!?」
「実は私達、これからこの森を出るのよ…」
サリア「…え?……………嘘………」
リンク「嘘じゃない…本当なんだ」
サリア「リンクもやっと帰ってきたのに…Aまでいなくなっちゃうの…?」
「ええ…ある場所から招待が来てね…」
サリア「…そっか…それなら仕方ないよね。これが運命…私が賢者として目覚めたのも同じ…」
リンク「サリア……」
サリア「で、でもさ!オカリナで私の唄を吹けばいつだって話せるじゃない!もう絶対に接しられないって訳じゃないし!」
「…そ、そうよね!いつかは帰ってくるんだし!」
正直、サリアのこのポジティブさには少し尊敬する。
辛いときも、悲しいときも、すべてを悪く見ないのがサリア。
サリア「私はいつまでも…あなた達のトモダチだよ!」
A、リンク「…うん!」
サリアと別れを告げ、ハイラル城下町にある時の神殿に行くため、リンクはオカリナで『光のプレリュード』を吹く。
レラ〜レラシレ〜♪
こんな時に反応しないでほしい…
サリア「…元気でね」
消え行く私達に手を振っていたサリアは、
笑顔で
涙溢れていた。
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菜々美(プロフ) - とても面白くて、続きが気になります(^ω^) (2018年8月23日 8時) (レス) id: e9146d4eee (このIDを非表示/違反報告)
こなゆき(プロフ) - タルトさあぁぁぁぁん!!こんな素晴らしい設定の小説を作っていたなんて!もう涙です! (2015年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: e9043ec60f (このIDを非表示/違反報告)
分配法則 - 紅芋タルトさん» 昨日、豚(ガノンドロフ)を倒しました! ナビィとの別れにメッチャ泣きました。 (2015年7月15日 16時) (レス) id: 4200f29251 (このIDを非表示/違反報告)
紅芋タルト - 分配法則さん» おめでとう?ございます!ステージ、知りませんでした!神殿は今のスマブラにもあるけど、グレートベイ追加されないかなぁ…´` (2015年7月14日 22時) (レス) id: e54cbea640 (このIDを非表示/違反報告)
分配法則 - 紅芋タルトさん» (今更)時オカ買いましたー! DXのゼルダ系ステージは「神殿」と「グレートベイ」なんですよ。(もしかして知ってましたか?) (2015年7月14日 18時) (レス) id: 4200f29251 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅芋タルト | 作成日時:2015年6月28日 0時