リストラ君のお姉ちゃん

5)これが男の子か ページ7

あっという間に夜が来た。


A、リンク「いただきまーす」

夜ご飯の時間。
今日のご飯は私が作った。

いつもそうなんだけど…


リンク「美味しい！Aってやっぱり料理が上手だね！」

「そうかしら」

リンク「うん！きっと将来良いお母さんになるんだろうなぁ…」

ナビィ「気がはやいわよリンク」

シーラ「君達が大人になれば、もう妖精の僕達は必要なくなるんだよな…」

「そんなことないわよ！？シーラもナビィも、私達とずっと一緒よ！」

リンク「ずっ友ってやつか」

A、ナビィ、シーラ「…………………」

リンク「…聞かなかった事にして」



A、リンク「ごちそうさまでしたー」

リンク「僕がお皿洗っておくよ」

A「ありがと」



外の世界に出発前夜だとは思えないほどのんびりしている。



ナビィ「あなた達、早く寝た方が良いんじゃないの？」

「うん、もうそろそろ寝ようかしら…リンク」

リンク「そうだね。明日は早朝に城下町に行くから…寝よっか」


私は自分のベッドに横になって、布団をかけようとしたら…


リンク「ねぇA」

ガシッ

「…ん？」

リンクに布団を掴まれた。
と同時に、私のベッドに潜り込んできた。

リンク「一緒に…寝よ？」

「へっ！？何いってんのよ！///」

リンク「…嫌？」

「嫌とかそういう問題じゃなくて…あなたもう12歳でしょ！？姉と一緒に寝るって年齢じゃ…」

リンク「そうじゃなくて…一緒に寝たいだけなの〜」

ぎゅっ

「ちょっリンク///キツイ…」

これが男の子の思春期か…
私達姉弟なのにこんなことして良いのかしら…？

リンク「おやすみA〜…」

「し、仕方ないわね…///おやすみ…」



ナビィ「リンクも大分男の子になったのね…」

シーラ「Aもそのうち…………あぁ、想像しただけで鼻血が出ちゃいそう…」

ナビィ「鼻なんてない癖に…」

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