リストラ君のお姉ちゃん

16)気まずい弟 ページ19

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「う〜ん………」

あれ…
視界が眩んだと思ったら意識が途切れて…
それで僕は…どうなったんだ？



A「あら、起きたのね」

「ん…………A？」



はぁぁぁ…
Aの顔が僕の目の前にある…
なんか、手が温かぁい…



「…どわ！A！？てか、顔近ッ」

A「しー。みんな寝てるんだから…」

「寝てる？朝なのに？」

A「何言ってるの。もう夜よ」

「え、夜！？」


A「あなたが気絶して、なかなか起きないから、亜空軍の基地に突入するのは延期になったの」

「僕そんなに気絶してたの！？」

A「ええ。可愛いかったわよ」

「むぅ……からかうなよ…///」




Aが僕の手を握っている事に気付いた。




A「このテントにはあなたと私だけ…静かにしていれば、何しても良いのよ？(ﾆﾔﾆﾔ」

「もう！Aったらどうしちゃったの！？」



僕の焦った小声でさえもよく聞こえる静かなテントに……


ﾄﾞｻｯ


A、リ「っ！？」


何かが落ちてきた。


と思ったら…



ﾄﾞｻｯ



A、リ「ぉえっ！？」


もうひとつ何か落ちてきた。



「何！？」


大した音はしなかったけど、お陰でテントが大分へこんだ。



A「何かしら…見に行こうよ」

「行こう行こう」

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