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次の日朝。
食堂にてAはヤムライハとピスティといういつものメンバー、
略していつメンで朝食を摂っていた。
ヤ「でねでねぇA……」
「……………」
ヤ「……A…?」
ピ「んー?」
「…………」
ピ「返事が無いねぇ?」
ヤ「ええ…A?」
「…え、あはい。ごめんなさい!」
ヤムライハとピスティがふとAの食器に目をやると、
全く手をつけてすらいなかった。
ピ「おっとぉ?これは…」
ヤ「もしかしてぇ?」
「え?え?」
ピ・ヤ「「恋ですかなぁ?」」
「恋ぃぃ?私が?どこの誰と?なにを根拠に?」
ピスティとヤムライハはニヤニヤしている。
Aはちょっとよくわからない、といったような顔をしている。
ピ「だって上の空だし、全然ゴハン食べてないじゃん!」
「それだけですか?すっくな」
ヤ「ぐぐ…あ!特ダネはあるのよ!」
ピ「あれね〜!」
「なんですか?」
ヤ「昨日、Aとジャーファルさんと王が、拷問部屋から出て来たって噂!」
ピ「そうそう!Aが女王サマになってたんじゃって宮中に広まってるよ!」
いきなりAはスクッと椅子から立ったと思うと、
「………あんの、バカどもがぁぁぁあぁぁあっ!!」
と雄叫びをあげた。
そして小走りでAは食堂から出ていってしまった。
ヤ「…なんだったのかしら」
ピ「ともかく、あの噂は真実だったってことかなぁ?」
ヤ「そうなんじゃない?」
ピ「あ!ねぇねぇ今すぐAの跡、付いていってみようよ!」
ヤ「名案っ」
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エイル - ドSの2人も面白かったです (2017年10月17日 6時) (レス) id: 5039d5a773 (このIDを非表示/違反報告)
しゅわしゅわサイダー(プロフ) - ブルーパープルさん» いいですよね!ドS!そういう系の場所ってあるらしいですよ(笑) (2017年8月1日 23時) (レス) id: 25008264c9 (このIDを非表示/違反報告)
ブルーパープル(プロフ) - ドSいいねぇ…私も誰かに鞭振るってみたい (2017年8月1日 22時) (レス) id: 1b34d3a9ec (このIDを非表示/違反報告)
しゅわしゅわサイダー(プロフ) - そいるさん» そいるさん!ありがとうございます(*´-`)頑張ります! (2017年7月27日 22時) (レス) id: 25008264c9 (このIDを非表示/違反報告)
そいる - 面白いです!連載頑張って下さい♪ (2017年7月27日 1時) (レス) id: d7a0791d90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅわしゅわサイダー | 作成日時:2017年7月25日 19時