好き 2 ページ2
及川side
ピンポーン____
チャイムを鳴らすと少しドタバタした音が聞こえた後に
ガチャッと重たそうなドアが開いた
及川「おはよっ」
「徹おはよ…」
眠そうにそう言うA
毎朝彼女を迎えに行くのが日常…Aは朝が苦手だから遅刻しちゃうといけないもんねっ!
「ふぁっ…」
小さくあくびをするA
及川「眠いのー?」
「…ん」
少し不機嫌なAも可愛いと思っちゃう俺は重症なのかもしれない…!
及川「朝ごはんは食べたのー?」
「食べてない…」
及川「食べないと元気でないって言ってるのに〜」
「だって、起きれないだもん…」
不満げに口を膨らませるA
及川「もーしょーながないなぁ」
「メロンパンで!」
嬉しそうだなぁ
及川「はいはい」
こうして、Aの朝ごはんをコンビニで買ってあげるのも日常の1つ
及川「はい、どーぞ」
「ありがと〜!」
及川「メロンパンとメロンパンを買ってあげた俺どっちが好き…?」
「…知らない」
及川「知らないってなんだよー!」
「徹の方が好きに決まってんじゃん……」
小さいけどそう言ってくれるA
ほんとに好き
及川「ん…ありがと、俺もだよ」
「…」
Aの照れ隠しは聞いてないふり
及川さんなんでも知ってるんだから
ほらほら、耳が真っ赤ですよー
♦
及川「おいしい?」
貴方「うんっ」
及川「そっか」
及川「可愛いね…A」
「…バカじゃないの」
この会話も日常
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作者名:夢兎 | 作成日時:2016年12月5日 21時