happy end ページ30
クロ「ﾊﾊｯバカ言え!この俺が寂しい?そんなこと…」
『だからそれを紛らわすために“主の命により”って、アザミさんのせいにして…
もうやめよう?8/15に死んだ命を集めるのも、女王の命を狙うことも。
普通の未来があって、みんなが自由に暮らせて。そんな世界になったら、僕らが迎えるよ!』
クロ「俺は一人孤独に生きてきた。それはこれまでも、これからも違わないことだ!
いまさら周りに人が増えたところで何も変わらない。そう思わないか?」
『思わない。だよね、シンタロー?』
シン「…あぁ。」
ほぼ即答だった
クロ「はぁ!?お前らは孤独だったんだろ!なんで今になって…」
シン「俺はｯ!…俺も、孤独でいいと思ってた。でも、変わったんだ
変えてくれた。仲間がいるからな」
クロ「…俺も、変われるってか」
『やり直せる、そう言ってるんだ。僕も閉じ篭ってたことはクロハも知ってるでしょ?
そこからだ。シンタローが、仲間に逢わせてくれたんだよ』
クロ「…俺でも、人間じゃなくてもいいのか?」
『うん、大歓迎!それに、きっと未来ではクロハも人間だよ。そう信じよう?』
クロ「あぁ、きっとな。」
今まで怪訝そうな顔をしていたクロハが、ふわりと微笑んだ。
やはり人…でなくとも、笑顔は印象を変えるのだと誰もが思った。
シン「…約束、しないか」
マリ「約束…?」
シン「新しい世界で、一緒に生きよう。ってさ」
シンタローは照れくさそうに頬をかいた。
『なんだ、そんなこと？』
マリ「当たり前だね＾＾」
クロ「ってか俺、もうその気だったんだが…w」
シン「�瑤─�
『ふふっ、じゃあ改めて約束しよっか!みんな小指出してー』
クロ「小指?なんでだ??」
シン「人間界では、約束する時“指切り”ってのを小指でやるんだよ」
マリ「あ、それ私も聞いたことある!」
『それじゃあ行くよ?』
シン「俺たちは絶対に」
マリ「あ、新しい世界では!」
クロ「共に助け合える仲間になって」
『一緒に生きる。そう誓う』
誰からともなく“指切りの歌”を歌いだした
クロ「それじゃあ、そろそろ…」
シン「あぁ」
マリ「((ｺｸﾘ」
『うん。』
「「「『また、何処かで。』」」」
生き残った者たちの身体を、真っ白な光が包む。
それぞれが微笑みを浮かべていた。
それはまるで魔法のように固まった心を溶かしていく―――
“ありがとう”
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リル(プロフ) - 瀬戸ヲタ助さん» ありがとうございます!!!少し修正を加えてしまいましたがそう言っていただけると“last storyの方も一生懸命頑張ろう!”って思えます!わざわざコメントを残してくれて感謝感謝です! (2014年7月14日 20時) (
レス) id: 301961e8c7 (このIDを非表示/違反報告)
瀬戸ヲタ助(プロフ) - この世にこのような小説を送り出してくれてありがとうございました。１作目のギャグのノリのアウターサイエンスはすごく笑いましたけど、最後は号泣でした。ありがとうございます。セトさんが最後までかっこよかったです((← (2014年7月14日 19時) (レス) id: 72cca9a99b (このIDを非表示/違反報告)
リル(プロフ) - ありがとうございます！初めましてではないですな＾ω＾これからもよろしくです((ﾍﾟｺﾘ (2014年1月28日 15時) (レス) id: f0776b713f (このIDを非表示/違反報告)
ここ - 初めましてなのかわかりませんが……！小説おもしろかったです！更新頑張ってください！応援してまーすっ！ (2014年1月28日 15時) (レス) id: 50dc95f910 (このIDを非表示/違反報告)
リル(プロフ) - アヤさん» 返信遅くなってごめんなさい＞＜復活いたしましたので、どうぞお楽しみください！ (2014年1月18日 12時) (レス) id: f0776b713f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リル | 作成日時：2013年11月9日 16時
