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千冬side
学校帰りに少しでもいいから会いたくて彼女の高校へと向かっていた
朝からメッセージを送っても既読がつく気配が全くなくて、かなり焦っている
校舎内に入って探そうとも思ったけれど、万が一すれ違うと嫌だし、部外者が校舎内にいる事で彼女が責め立てられたりでもしたら主に俺が耐えられない
大人しくいつものように校門前で待っていると、先日のように凛月さんに声を掛けられた
凛｢お？今日は誰に用事？｣
隣にAさんの姿は無い
『Aさんってもう帰りましたか？』
凛｢あれ、聞いてない？あの子今日熱出したって言って学校来てないよ。｣
熱...？
そりゃあんだけ濡れたら風邪ひくか
1人で納得していると、凛月さんにノートとプリントを手渡される
凛｢今日の授業のノートとプリント。私の代わりにお見舞い行ってあげてよ。｣
千｢いや、でも凛月さんも行こうとしてたんじゃ...｣
正直すごく心配だし、今すぐにお見舞いに行きたい
でも、俺が行ってもいいのだろうか
凛｢千冬くん、見てよこれ。｣
笑いながらスマホの画面を向けられたので素直に覗き込む
《熱出ちゃったから休むね。》
《馬鹿は風邪引かないって言うのに不思議だね。》
凛｢馬鹿だよねえ。こんな時くらい寂しいから会いに来いって言えばいいのに。｣
そう言う凛月さんの声が柔らかくて、本当にAさんのことを大切に思っていることが伝わった
凛｢あの子、熱出した時は弟に移したくないからって、母親が迎えに行くまで弟の事を別の保護者のとこで預かって貰えるように頼むから。｣
今ひとりなんだよ。
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千｢Aさんって頭悪いんすか？｣
凛｢常に学年で10位には入ってるよ。｣
千｢｣
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まろん(プロフ) - 有泉実樹さん» え、嬉しいです、、、あの、ほんとに、、えぇ。本当にありがとうございます、、、 (2021年10月20日 16時) (
レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)
有泉実樹 - え、なんかもう…はい。美味しかったです。ご馳走様でした。ご馳走だった、、、うん、何も食べれそうにないね、。 (2021年10月20日 6時) (レス) id: 641a3c9cd6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - 斎さん» そんなコメント頂いちゃったら嬉しすぎてニヤケちゃいますって！(？)斎さんありがとうございます！ (2021年9月28日 7時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)
斎 - いや、もうホント……ご馳走様でした！！！Σ(｀艸´*)ｷｬｰ (2021年9月28日 3時) (レス) @page42 id: a82a648f73 (このIDを非表示/違反報告)
まろん(プロフ) - ぶあむさん» コメントありがとうございます！ぜひ照れ屋さん同盟組みましょう(？) (2021年9月27日 7時) (レス) id: c1fd68942b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん | 作成日時：2021年9月15日 20時
