俺の継子に呆れた件について【不死川実弥】

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こんにちは、風花Aです。

ご存知の通り現在私は風柱不死川実弥の弟である玄弥さんと中身が入れ替わっています。基本あの兄弟は顔が怖い(失礼)ので、無表情でいるとホント怖がられます。笑えばホント素敵なひとたちなのに。特に師範。


ちなみに今私はここから不死川邸を覗き見てます。何でこんな覗き魔みたいなことをしてるかって？会ったら私が目潰しされちゃうから。



「…………あんないい顔しやがって……！！許さぬぞ師範……！！私って気付けや！！！」



そう今は師範と一緒に並んで笑っている自分(中身は玄弥さん)を睨んでいる。もう何度も言うけど、嫉妬です。


なんで継子である私の中身が入れ替わっていることに気づかないんですか？馬鹿なんですか貴方は！継子、オコです。



「……………元に、戻りたい」



なんせ私は非番の日の大方、日中は師範とともに過ごしている。一晩一つ屋根の下にいないだけで私は干からびるほど、師範不足になってしまうのだ。

あれ？私が寂しがってるのか。え、違う違う。



「………よし、今から稽古つけてやる」

「え、まじ？！」



玄弥さん素が出ている。すごい喜んでいるじゃん。私師範から稽古誘われたらほぼ逃げるか隠れるかなのにそんな笑顔見せたことない。



「………玄弥さん、貴方はまだ地獄を知らないんだね……」



ーーー師範との稽古は地獄です。


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