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成宮side
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矢部が持ってきたDVD。まさか、ホラーとは思わず、Aを誘ってしまった。見事にAは怖がっていた。
怖がってる姿も可愛いとか思ってたけど、怖すぎて俺に引っ付いてきたのは予想外。彼女に抱きつかれて嬉しくない訳じゃないけどさ…。
その…胸が腕に当たっていたというなんとも言えない心境で。
「結構冷えてきたな」
「さっきのやつは結構怖かったよなー」
「さみー」
Aが俺のベッドに横になって2時間ぐらいが経った。DVDもようやく終わり、みんな部屋に戻ろうとしている。俺もAの様子を見ようとベッドに上がってみた。
「……げっ」
熟睡している。規則正しい寝息を立てていて、逆に起こすのがかわいそう。いや、でも、ここで寝られるのも困る。俺の理性的な問題で。
「これ……隣で寝てもいいと思う？」
「七瀬ちゃん、寝てんの？」
「爆睡してる」
ベッドを除くカルロに言う。みんなも少し顔を引きつらせ、苦笑いしてる。
「いーんじゃね？」
「成宮ぁ、七瀬の寝込み襲うなよー！」
「本当に性 夜迎えてたりしてな」
Aの次は俺をからかってきたこいつら。寝込み襲うほど、俺最低な男じゃねーし！了承の上でしか襲わねーよ！！
「……はぁ……全くもぅ…」
仕方なく彼女の隣に寝転んだ。片肘をついて頬を乗せる。Aの寝顔、可愛い。まじでやばい。
"ちゅーしたい、触りたい"
そんな感情が芽生えてくるけど、自分を殴って抑えた。咥えていた髪の毛を払ってあげ、布団を半分こしてAの身体にもかけてあげた。
……これ、監督とかにバレたら俺どうなっちゃうんだろう。そんなことを考えながら眠りについた。すぐに俺も寝てしまったことにびっくりだ。
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「……………御幸くん……」
Aが寝言を零していたことに俺は知るはずもなかった。
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美桜(プロフ) - yunさん» ありがとうございます…！実は私もyunさんの小説読ませてもらってます(笑) (2016年11月19日 20時) (
レス) id: e5ec75c733 (このIDを非表示/違反報告)
yun(プロフ) - 密かに読ませて頂いております。大学受験大変だと思いますが、無理されず頑張ってくださいね。 (2016年11月18日 20時) (レス) id: c655f2b903 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 永遠さん» ありがとうございます！頑張ります (2016年11月17日 23時) (レス) id: e5ec75c733 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 大学受験頑張ってください！ (2016年11月17日 21時) (レス) id: 063fb754ef (このIDを非表示/違反報告)
ｋｅｌ＊ - こんにちは！！ あの小説まじドキドキしました！！ 今度はもっといいの待ってます！！ (2016年10月18日 20時) (レス) id: d4f75c9526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作成日時：2016年10月16日 16時
