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入学式も終わり、高校生活1週間が経った日。
友達もそれなりに増え、仲の良かった美琴とは親友になるぐらい。
「ねー、A」
「どうしたの、成宮くん」
「マネージャー良いってさ！」
「え、本当？」
「うん！」とビッグスマイルを浮かべる成宮くん。こんな嬉しいことない。嬉しくて、たまらないよ。
「嬉しい……！ありがと！」
「どういたしまして！純粋に野球好きなんでしょ？」
「純粋っていうか……ただ好きなだけ」
「それを純粋っていうの！」
「そっか」
放課後一緒に野球部の顧問のとこまで付いてきてくれると成宮くんは言った。
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放課後。
帰る支度を終えた私は成宮くんに声を掛けた。練習着に着替え終わっている彼。練習着がとても似合ってる。
「ごめんね、待たせちゃって」
「いいよー。んじゃ行こっか」
「うん」
鞄を肩にかける成宮くん。その後を歩く私。
「七瀬Aです」
「おお！君が成宮の言ってた」
「そう！良い子だよ、そこらへんの女子とは違うし！」
力説というか…。少し恥ずかしい。
「はい、七瀬A、マネージャー希望です」
「いい意気込みだねー。いいよ、マネージャー。明日から頼むよ」
「……はい！」
私、七瀬Aは明日から稲実野球部のマネージャーになることになった…！
「もう帰んの？」
「うーん……ちょっと野球部眺めて帰るよ」
「俺のピッチング見ててよ」
「そうだね」
ブルペンに走っていく成宮くんを後ろから見つめる。入学してから、仲良くなった高校で初めての男の子だ。
ここから見ててもわかるけど、高校一年にしてすごいピッチングをしている。
……御幸くんと組んだらいいバッテリーになりそう。
「すごいなぁ……」
私は、マネージャーとして部員を応援することしかできない。けど、成宮くんたちを支えてあげたい。
私の胸の中でいろんな決意が芽生え始めた。
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美桜(プロフ) - yunさん» ありがとうございます…！実は私もyunさんの小説読ませてもらってます(笑) (2016年11月19日 20時) (
レス) id: e5ec75c733 (このIDを非表示/違反報告)
yun(プロフ) - 密かに読ませて頂いております。大学受験大変だと思いますが、無理されず頑張ってくださいね。 (2016年11月18日 20時) (レス) id: c655f2b903 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 永遠さん» ありがとうございます！頑張ります (2016年11月17日 23時) (レス) id: e5ec75c733 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 大学受験頑張ってください！ (2016年11月17日 21時) (レス) id: 063fb754ef (このIDを非表示/違反報告)
ｋｅｌ＊ - こんにちは！！ あの小説まじドキドキしました！！ 今度はもっといいの待ってます！！ (2016年10月18日 20時) (レス) id: d4f75c9526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作成日時：2016年10月16日 16時
