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狭い窓から見える空と雲は鉄格子によって途切れている。
つい数時間前までは開放感あふれた屋敷にいた………のに、
今じゃこんな狭っ苦しい取調室がオレの世界の全てか。
助けも呼べない……そもそも助けてくれるような知り合いがいないし、
警察の阿呆どもは何も信じてくれない。
そりゃ、そうだろな。
濡れ衣を着せられたんだし。
でもな……
「いい加減に吐け」
やってない事をやったなんて……言えるかよ。
《ジャック「くくく………クハハハハ！！！！」》
るっせぇ…………。
やっぱり諦められないみたいだな、
敵討ち。
こうなったら、自由を証明してやる。
証拠品として差し出されているナイフに目をやる。
………これだ。
次に、取調官の白々しい眼が見える。
そいつ………切り裂いてやるよ！！
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いつの間にか取調官は紅く染まり倒れていた。
無意識にオレはそいつから警棒を取り上げる。
右手には血に染まったナイフ、左手には警棒を持ち、薄暗い部屋の扉を蹴り倒す。
オレの意識はそこで途切れた。
けれど、その寸前に…………
あの殺人鬼の狂気に満ちた笑い声が聞こえた。
その時のオレは気づいていなかった。
_______その狂気の本当の持ち主を。
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りりんごヒカル(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます。すみません、毎回外すの忘れてしまうんですよね（−＿−；） (2018年10月7日 13時) (
レス) id: 8fd4a7214f (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月7日 13時) (レス) id: 7819c1b002 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りりんごヒカル | 作成日時：2018年10月7日 13時
