ツン57% ページ27
Side 天月
そう俺に告げた彼女は悪戯な笑みを浮かべてた…確かに鹿島ちゃんはまふの好みとは違って、ふわふわした文学少女のイメージが強くて…どちらかと言えば俺の好みに近い…でも俺はもう…
『嫌だよ?だってまふは今また恋をしてるんだよ、今度こそ純粋にね?だから幸せになって欲しい』
素直に自分の気持ちを口にすると未来さんは俺を嘲笑うかのようにし、長い髪を揺らした
未「友情ごっこ?そんなのして面白いの?私は真冬が戻って来てくれたらその子を天月くんにあげるって言ってるのよ?いい条件だと思わない?」
“あげる”まるで鹿島ちゃんを物のように見てる彼女が恐ろしく感じた…
それに俺はもう恋なんてしたく無いんだ…
『うん、だから俺は協力しない、興味ないから』
俺はそれだけ言い残して去ろうとした…が
未「どこに行くの?天月くんの彼女を殺したそらるのとこに戻る気?」
その言葉に俺は勢い良く振り返り目を見開きながら未来さんを見た、そんな彼女は悪魔の様な笑みを浮かべてた
未「だって、そらるのお父さんの病院で治療受けてたんでしょう?しかも、死ぬような病気じゃなかったんでしょ?怪しくない?絶対なにか裏があるよ」
気がつけば未来さんは俺の隣にいて耳元でそう呟いてた、一瞬何かが俺の頭の中を過ぎったが、我に返った俺は未来さんと距離を広げた
『運が悪かった…ただそれだけ…』
まるで自分に言い聞かせるように…悪魔の手を取らないように…俺はそう言った…
でも、段々…わからなくなっていく…
未「どう?協力してくれる?」
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美雲 - 面白くて今日、1日でパート1から全て読んでしまいました!更新、お待ちしてます! (2020年3月20日 18時) (レス) id: 5c54d7ec1f (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - アスリさん» そうですかね?(笑)ちょっと丸くなったかもしれません! (2016年1月13日 19時) (レス) id: 17f5c0bd21 (このIDを非表示/違反報告)
花ノ絵(プロフ) - 夜猫さん» ありがとうございます!未だにこの作品のまふくんのキャラがどんなのかわからないですけど(笑)ツンデレに近づいてくれると嬉しい(笑) (2016年1月13日 19時) (レス) id: 17f5c0bd21 (このIDを非表示/違反報告)
アスリ(プロフ) - おーツンデレ率が7:3になっきた♪(´∀`*) (2016年1月10日 0時) (レス) id: 24e178830e (このIDを非表示/違反報告)
夜猫(プロフ) - ツンデルは思ってることを間逆に言ったり?たとえば『好き』っていいたいのに『きらい』って言ったり照れ隠しのとき冷たい態度になるとかですかね?あまりあてにしない方がいいですよ←←←← (2016年1月9日 21時) (レス) id: bf8d0cbdd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花ノ絵 | 作成日時:2015年12月25日 12時