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昔、ある山奥に桜の木がありました。その桜の木は実に立派で、濃淡のピンクは山を彩り、周辺に住む村の人々は桜の木を慕っていました。

しかし、時が経つにつれて人口や建物が過疎していき、科学が発展していく現代の今となっては桜の木は撤去されてしまいました。

桜の木の妖は悲しみました。昔は栄えていた村も無くなり、人の時代は短いものだと感慨深く、また寂しく思っていました。

最近では山を降りればある”ガッコウ”とやらに”ナツメ”という嘗て妖達を従えていたレイコの孫が転入してきたらしいので、暇潰しに・・・と山を降りていきました。







___これは夏目とレイコに携わる妖のどんちゃん馬鹿騒ぎ物語である。執筆状態:連載中

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作者名:凛子 | 作成日時:2018年5月4日 18時

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