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唖然としてた2人は気を取り直しそれぞれ構える。相手は女子一人。
Aは磯貝を狙いたいが前原が攻撃してくるためなかなか狙えない。
仕方無くAはナイフから銃に変え、前原に向ける。
これを撃てば前原は確実に脱落になるだろう。だが前原を撃った瞬間に磯貝もAを撃ち脱落させると誰もがそう思っていた。
そう、“いた”んだ。
Aが銃を引き、パンっと銃の音が鳴り響く。続いて磯貝の射撃音も響く。
__貰った!
__パンッ
__パンッ
「「……っえ?」」
「…なっ…!!」
「…!?」
『……』
前原は撃たれ脱落。だが、Aは当たっていない…逆に
彼女を狙った磯貝が撃たれていた。
見ていたクラスメートが茫然とする。
……何で?
誰もが疑問に思った事だろう。
「よく見て下さい。Aさんの手に握られているものを」
___銃だ。
彼女の両手には銃が握られていた。それぞれ前原と磯貝に向けて、銃口が向いていた。
「彼女は両利き暗殺者…のようですね。しかも磯貝君の弾をギリギリ避けて彼に当てた」
彼女の反射神経と動体視力はE組ではトップクラス。
触手が無くなると彼女はここまで身体能力が高いのかと全員が思った。
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赤羽業&愛未 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page1 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽業 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page2 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリ | 作成日時:2021年4月3日 19時