【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ17)

今日:6 hit、昨日:28 hit、合計:44,292 hit

6 ページ17

夢主side

皆驚いちゃったね…。

私言ってなかったっけ、両利きであること。

カルマには言ってたし、烏間先生と殺せんせーは知ってたみたいだし。

『…大丈夫？』

「…あ、ああ。おめーすげぇな」

『……？』

「反射神経もだが動体視力もかなり良いし、何より両利きだった事に驚いた！」

『ふふっ…黙っててごめん！激戦までは隠しとこうと思って～』

あははっと笑いあう彼等に上から見ていたクラスメート達も安心した顔になる。

＿＿＿本当に爪を隠していたのは彼女だった。

前原と磯貝が脱落した所で私はカルマの所に戻る。

「A！！良かったぁ。殺られたかと思ったよ！」

『大丈夫だよ～。……あとは渚だね』

「……うん」

私はこの戦い前の２人を思い出す。元はといえばこの２人から始まったら事。一番わかって欲しいのはお互い同士。…だから、

私は前原が使っていたナイフを取り出す。そこには青のペイントが。カルマは目を見開き此方を見つめていた。

ゆっくり体操着にペイントをつけた。

『…これは２人の戦い。私が乱入しちゃダメな事。一番自分の意見を理解してほしいのは渚とカルマお互いじゃない？』

「……A」

『それに私も３人殺れたから満足!!…皆と見てるよ！』

「…！！…ありがとう！」

嬉しそうにカルマが抱き付いて来た。カルマは私を離し、自身の体操着の上着を脱ぐ。

それを私の肩にかけて優しく微笑む。私の耳元に顔を近付け、

「……ちゃんと俺を見ててね」

そう言って渚の方へ向かって行った。私はカルマの上着を少し握り皆の元へ向かった。