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それは昔の話。
今はもう、このウィーズリー家にすっかりなれてしまい、もう家族同然だと思ってくれている。
朝。
寝坊しないように気を付けていたが、見事に寝坊した。今日はホグワーツ入学日だと言うのに、朝からドタバタと忙しかった。
Aは階段を全速力でおりた。
キッチンにはおばさんが立っていた。
フライパンで何かを焼いている。
どうやら寝坊と言うのは勘違いのようだった。
「おはようございます。おばさん。」Aは言った。
「あっ!おはようA!今日は入学よ!!!この日をどれだけ待ち望んだか!!ホグワーツでも頑張るのよ!!」
そう言っている間に、サンドイッチに挟むベーコンが焦げてしまう寸前だった。
Aは抱き締められていて身動きがとれなかった。
が、唯一動かせた左手で火を消した。
おばさんは焦げ臭いのに気づいたようで、後ろを振り向いた。
「あら。火を止めてくれたの??A」
おばさんがそう聞くと、Aは
「大事な日の朝御飯は焦がしちゃいけまんから」
そう言って席についた。
ホグワーツへ行く準備はもうできている。
Aは何故か自分の金庫を持っていて、そこには親が残したであろう財産が沢山残っていた。
Aはそのお金を大量に巾着に詰めて、買い物に行ったのだった。
そんな思い出にふけっていると、上の階からフレッドとジョージがおりてきた。
「やぁA!!」二人は大きな声で言った
「今日はホグワーツだな!!」フレッドが面白そうに言った。
「ホグワーツはいいぞぉ!!クィディッチ選手に選ばれるように頑張れよー!!」二人はそう言いながらステステと歩いていった。
何処へ向かったかはAも知らない。
多分、自分達の箒を取りに行ったのだろう。
Aは朝食のサンドイッチにガブりついた。やはり少し焦げ臭いが、美味しい。焦げきっていて真っ黒な部分は、他のサンドイッチに適当に挟んだ。
それを食べたのは同い年の─(一応兄)のロンが食べていた。
「これ焦げ臭いね!」
何て言いながら食べていた。
もうそろそろ9と3/4番線。キングズクロスへ行かなければならない。
Aは着替えて身支度をしてから、大きな赤いトランクを上の階から持ってきた。
ホグワーツへ────────
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ましら(プロフ) - いきなりすみません。少し前、イベントに参加してもらった者です。元春夏秋冬姫です。おぼえていますでしょうか?諸事情により、イベントを消すこととなってしまいました。大丈夫でしょうか? (2017年2月13日 17時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 紅のバングラデシュさん» そう言っていただけて嬉しいです (2016年11月20日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
紅のバングラデシュ - ましらさん» アドバイスありがとうございました。自分でも気づかないようないいところ、悪いところを言っていただけるのは、中々無い機会ですので、あひがたいです。こちらこそ、ありがとうございました! (2016年11月20日 14時) (レス) id: ea97666007 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 最後に。長文連投失礼いたしました。こみゅとかでやった方が良いのかもしれません、こういうのは・・・(今更ですが)このアドバイスは、あくまで個人の感想なので、頭の隅にちょこんと入れていただけば、凄く嬉しいです、光栄です。イベント参加ありがとうございました! (2016年11月20日 13時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - また、たまに文章がリズムよくいっていないときがありました。少し見直すと、それも減ると思います。あと、あまり文章には関係が無いのですが、名前変換をカタカナでする、というのを、書いた方が良いと思います。ハリポタなので、わかると思いますが、一応・・・ (2016年11月20日 13時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
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