第三章 組分け帽子 ページ14
｢いっち年生！いっち年生はこっちだ！｣
ハグリッドに連れられて、A達は湖に出た。
一つのボートに四人組で乗る。
Aはハリーとロンのボートに行こうとしたが、もう既に先客が来ていたので、ハーマイオニーのボートに乗せてもらった。
｢見て、ホグワーツよ。｣ハーマイオニーが言った。
真正面に、広大な城が見える。
明かりでともされ、とても綺麗だ。
その明かりが、湖に少しだけ写り、湖の中にもホグワーツが見えた。
｢スッゲェェェ。｣歓声をあげてい人もいた。
一年生の皆は、ボートから降りてホグワーツ城へと入っていった。
ホグワーツの大きなドアのなかに入ると、大きな大理石が広がっていた。
一年生の皆は、大理石の階段を登っていった。
登った先には、とんがり帽子を被った魔女がいた。魔女は一年生が来ると、階段の一番上に立ち、一年生達を見下ろした。
｢これから上級生達と合流します。合流したさいに、組分けを行います。グリフィンドール、レイブンクロー、ハッフルパフそして、スリザリン。学校にいる間は、寮があなた達の家です。｣
魔女はそう言って一度息を吸った。
｢そして、寮に……｣話の途中にゲコゲコと言っているヒキガエルが出てきた。
ネビルはそれに食いつくように飛びかかった。
｢トレバー！！｣そう言ってヒキガエルを持ち上げた。ネビルは魔女の視線に気づいたようで、｢ごめんなさい…。｣そう言って元に戻った。
ハリーやロンは少し笑っている。
そして、ブロンドの少年と、その取り巻きたちは、もっとひどく笑っている。
それから寮の得点のことや、優勝カップの事などを色々と聞いて、魔女は話が終わってから、大広間の方へ入っていった。
その時だった。
ハリーとロンの隣にいた、ハーマイオニーとAをドンと押して、ブロンドの男の子がハリーに話しかけた。
｢本当なんだ。ハリー・ポッターがホグワーツに入学したって。｣ブロンドの男の子がそう言うと、皆ざわめき始めた。
その時、押されて階段を五段辺りスッ転んで落ちていったAが、ぐいっと立ち上がり、ブロンドの男の子の前に立ちはだかった。
｢君は誰だ？知らない顔をしている。｣ブロンドはそう言った。
｢おあいにく、私もあなたを知らないわ。でも、私はあなたみたいに、見知らぬ人を階段から落とすような、馬鹿な真似はしないわ？！｣
Aが言うと、ブロンドの男の子は顔を真っ赤にして杖を取り出した───────
終わり←・６
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ましら(プロフ) - いきなりすみません。少し前、イベントに参加してもらった者です。元春夏秋冬姫です。おぼえていますでしょうか？諸事情により、イベントを消すこととなってしまいました。大丈夫でしょうか？ (2017年2月13日 17時) (
レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 紅のバングラデシュさん» そう言っていただけて嬉しいです (2016年11月20日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
紅のバングラデシュ - ましらさん» アドバイスありがとうございました。自分でも気づかないようないいところ、悪いところを言っていただけるのは、中々無い機会ですので、あひがたいです。こちらこそ、ありがとうございました！ (2016年11月20日 14時) (レス) id: ea97666007 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 最後に。長文連投失礼いたしました。こみゅとかでやった方が良いのかもしれません、こういうのは･･･(今更ですが)このアドバイスは、あくまで個人の感想なので、頭の隅にちょこんと入れていただけば、凄く嬉しいです、光栄です。イベント参加ありがとうございました！ (2016年11月20日 13時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - また、たまに文章がリズムよくいっていないときがありました。少し見直すと、それも減ると思います。あと、あまり文章には関係が無いのですが、名前変換をカタカナでする、というのを、書いた方が良いと思います。ハリポタなので、わかると思いますが、一応･･･ (2016年11月20日 13時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
