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第一章 覚めない美女 ページ2

秋の夕暮れ 神藤心優 秋の夕暮れを見ると、切ない思いになる─────────────


キーンコーンカーンコーン
5年2組では、自分の詩を読むと言う習慣があった。毎週のように、綺麗な詩を発表するのは、クラス1の努力家、神藤心優だった。
今日も彼女のまわりの人だかりはまるで津波のよう。林間学校のグループ一緒にしようだの何だのと皆話し合っている。

神藤心優彼女は、ある日突然。そう───秋の夕暮れ時だった──────

「七海ちゃん!!みてみて!夕日だよ!真っ赤な夕日!!!」

「本当だねぇ。心優は夕日が好きなの??」

「うん!見てると切ない思いになるでしょ?あと…なにもかも忘れられるって言うか……。」

「ほー。切ない思い…ねぇぇ。」

友達の七海はニヤニヤした。

心優は気付かず夕日を目の前に、丘を降りていった。

その時だった。

「心優!!!!!!!!?!!??!!?!」

「七海……ちゃん……???」

キキィィィイ!!!!と、かん高い音が、背後からやって来た。
振り向く間もなく、激しい痛みが体の芯まで襲っていった。

その記憶を、今の神藤心優は思い出すことはないだろう…──────────






真っ白な。いいや。真っ赤な…。
真っ白なのか、真っ赤なのか、真っ黒なのか、よく分からないような世界にたどり着いた。

「ここは……どこ…??私は…なんて名前だっけ…」

一人でそう呟いていると、誰かが前にいるような気がして、空をつかむように手を伸ばした。
それは人ではなく、ドアだった。
ドアには英語で何か書いてあった。

H a r r y P o t te r

途切れ途切れにそう言った。
なんと書いてあったのかは分からなかった。

とにかく、この不気味な空間から抜け出そうと思い、ドアノブをカチャリと開けた。
ドアの隙間から物凄い風が吹いてきた。
その風に押されるのではなく、まるで、手を捕まれたかのようにスルリと中へ引きずりこまれた。


ふかふかな所にねっころがっている感覚がかすかに感じられた。
ここはきっと雲の上なのだろう…。
そう思いながら寝返りをうつ。
誰かが名前を呼んでいる。
知るはずの無い、自分の名前を…。

目がパッチリと開いた。
見えるのは、木の天井。
そして…赤毛の素敵な男の子が二人。

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ましら(プロフ) - いきなりすみません。少し前、イベントに参加してもらった者です。元春夏秋冬姫です。おぼえていますでしょうか?諸事情により、イベントを消すこととなってしまいました。大丈夫でしょうか? (2017年2月13日 17時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 紅のバングラデシュさん» そう言っていただけて嬉しいです (2016年11月20日 15時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
紅のバングラデシュ - ましらさん» アドバイスありがとうございました。自分でも気づかないようないいところ、悪いところを言っていただけるのは、中々無い機会ですので、あひがたいです。こちらこそ、ありがとうございました! (2016年11月20日 14時) (レス) id: ea97666007 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - 最後に。長文連投失礼いたしました。こみゅとかでやった方が良いのかもしれません、こういうのは・・・(今更ですが)このアドバイスは、あくまで個人の感想なので、頭の隅にちょこんと入れていただけば、凄く嬉しいです、光栄です。イベント参加ありがとうございました! (2016年11月20日 13時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)
ましら(プロフ) - また、たまに文章がリズムよくいっていないときがありました。少し見直すと、それも減ると思います。あと、あまり文章には関係が無いのですが、名前変換をカタカナでする、というのを、書いた方が良いと思います。ハリポタなので、わかると思いますが、一応・・・ (2016年11月20日 13時) (レス) id: 512c5a6245 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅のバングラデシュ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年11月18日 18時

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