3 ページ3
「いーちにーいさーんしー」
生徒たちのやる気のない声がグラウンドに響く。
「あ、Aー!先生Aが来ましたー!」
生徒の一人が私達に気づく。
「ああ、橋本さん!バレーボールだからそこのチームでやっといて。」
『...はい』
そんなのわかってるっつーの
「中原くんは、そっちでバスケだから。」
「はい」
私が仕方なくやり始めたとき、向こうから
「キャーーー!!」
と黄色い悲鳴が聞こえてきた。
「太宰様、中也様ーーーーー!!!」
相変わらず人気だなーと。
『...wwwっ...』
思わず笑い声をこぼすと、
「あぁ?何か文句あんのか手前」
うわー最悪ー中也に絡まれちゃったー
『...ないですぅ...』
はぁ面倒くさかったーーーー
キーンコーンカーンコーン
「...A、一緒に昼御飯食べよ...」
『鏡花ちゃん!うんいいよー!』
グラウンドのベンチで鏡花ちゃんと御飯を食べているとグラウンドがざわついている。
なんだろ?
「...五月蝿ェなぁ。おいA!どこだ?」
!?中也が私のこと探してるぅ!?
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水無月⚓︎ - 『えー好き惚れちゃーう!』が面白かったです!応援してます♪ (3月8日 7時) (レス) @page4 id: 3ca6de3d32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:餅の気持ち x他1人 | 作成日時:2023年12月14日 15時