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もし授業参観に行ったら ページ17

「ディアボロがここに来る?」

そこは教室の一角。

その日は授業参観という事もあり、少しざわついていた。

「そうなのよ、ジョルノ。母さんの都合が悪くなって、、それでかわりに来るように頼んだみたい。」

そう言ってトリッシュはため息をついた。

前世、自分を己の地位のためだけに殺そうとした男。

生まれ変わっても血の繋がりは変わらなかった。

「・・・ディアボロは僕のゴールド・エクスペリエンス・レクイエムで今も死に続けているはず。来ないんじゃあないですか?」

「そうだったら良いんだけど、、」

トリッシュの目は不安そうに揺れている。

「ブチャラティ達を呼びましょうか?」

「いいえ、迷惑はかけられないわ。・・・それに、私も守られているだけじゃいかないもの。」

トリッシュは自分に言い聞かせるようにそう言ってジョルノの席の前にある自分の席についた。

「・・・ディアボロがここに、、」

もし何か起きたら、僕のレクイエムで、、

授業が始まるまでまだ時間はあるが、既に来ている親も多くいる。

・・・少し警戒しておくべきだな。

だが、ディアボロを見つける前に意外な人物がジョルノの目にうつった。

「・・・A?」

Aは僕の存在に気付いたようで、小さく手を振ってきた。

なぜここに来たのか訊こうと思ったが、チャイムが鳴ってしまいそれは叶わなかった。

どうしてここにAが?

兄弟か親戚がいるのか?

いや、違うだろう。

Aの方をチラッと見ると、Aはトリッシュに視線を向けている。

じーっと見ていたら、いきなりAが僕の方に目を向けてきたのでばっちりと目があってしまった。

慌てて黒板の方へ視線を移す。

Aはトリッシュと僕を見ている。

トリッシュとどういった関係があるのかはわからない。

前世での関係は絶対にないはずだ。

Aはジョニィと同じ時代、、世界に生きていたはずだから。

授業には全然身が入らなかった。

・・・もともと授業態度が良い訳ではないが、、

そんな事を考えている間に授業は終わってしまっていた。

授業の緊張から解放され、途端にうるさくなる教室。

伏せていた目をあげると僕の方へ近付いて来ている人物が二人。

Aと、、、ジョナサンだった。

もし理由を訊いたら→←もし会議に出席したら



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無花果 - 続いてくれ頼む…面白いのにもったいない!! (8月25日 15時) (レス) @page22 id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
mare 1309 - この作品とっても好きです!!!!!とっても良いところで終わってるので忙しく無ければ更新してくださるととても嬉しいです! (2022年12月18日 7時) (レス) @page22 id: a86a15f2bd (このIDを非表示/違反報告)
月華雪(プロフ) - この作品好きなのですが……。もう終わってしまったのですか?悲しいです。 (2017年5月1日 18時) (レス) id: cc6c105bde (このIDを非表示/違反報告)
姉がうるさい - 面白いです! 更新頑張ってください! (2016年8月14日 23時) (レス) id: a4cdad4bd7 (このIDを非表示/違反報告)
薄紅梅(プロフ) - クロガネ@センガザキさん» 更新のペースが遅いですが、これからもよろしくお願いします。 (2016年4月9日 22時) (レス) id: aba18490cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薄紅梅 | 作成日時:2015年10月4日 0時

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