第2話 ページ4
パイプの元へ向かう途中
大きな男性2人組とすれ違う
大きな傘、気配、血の匂いがした
「そこのお嬢ちゃん
あんた花魁やってる夜兎族をしらねぇーか?」
気怠そうな男性が声をかけてくる
大きな2人で気づかなかったが
小さな男の子もいた
(あの子、よく日輪さんのとこに行ってた…)
「えぇ、存じ上げております
三浦屋の花魁が夜兎らしいですよ」
あたかも自分ではないように言うと
「そうか、ありがとうな別嬪さん」
不思議な三つ編みの方がそう言って去ろうとしたが
ヒョイッ
「え?」
「嬢ちゃん、その肌の白さ夜兎だろ
団長の肌みてるみたいで直ぐわかっちまう」
「私をどうするおつもりで?」
「おいおい、そんなビビんないでくれ
俺は共食いはしねぇよ」
「じゃあ何を?」
「ウチの団長の命令だ
大人しくしててくれ」
そう言われて黙って担がれることにした
暫くすると鳳仙様のいる建物へと運ばれる
一室に連れていかれ
男の子は彼らに連れていかれた
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暫くすると上の階からとても大きな音がした
何事だろうか
「あの男の子大丈夫かしら…」
此処にとどまるのも何かと思い動き出す
暫く歩くと上の階の音も無くなった
彼方此方から血の匂いがした
「A様?どうしてこちらに」
走り回っている百華たちが話しかけてくる
「春雨の方に呼び出されてしまって」
「そうですか、
春雨の御一行は
お部屋にお戻りになられる所を見ました
此処は今危ないのでお早めにお戻り下さい」
「そう…わかったわ」
と言いながらあの男の子の捜索を続けた
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僕ちゃん太郎 - 雰囲気がめちゃくちゃ好きです……!応援してます!! (8月24日 7時) (レス) @page48 id: 2d178fa30a (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - 最新話キュンとしました……自覚する神威大好きです。これからも自覚していつか好きと自覚して欲しい。続きも楽しみに待ってます。更新ありがとうございました。 (2022年12月31日 23時) (レス) @page42 id: 582aff8f8e (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - とても素敵です。場面が変わっても世界観が全く損なわれていなくて凄く面白いです。神威夢の小説で好みなのが中々ないなか、こんなに素敵な作品に出会えてとても嬉しいです✨更新待ってます。 (2022年7月3日 4時) (レス) @page29 id: 20c7caba78 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメルコーン(プロフ) - 夢主可愛い!花魁の雰囲気がまだ少しある感じが清楚で可愛い! (2022年2月19日 0時) (レス) @page16 id: f304cd38c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おじょ。 | 作者ホームページ:http://liqueur-silverbllet
作成日時:2022年1月7日 2時