朔間兄弟の妹は… (ページ16)

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１３章ページ16

ねぇ早琥、僕はまた早琥と一緒に遊びたい。

？？『私はもう会いたくないな｣

急に頭の中から声が聞こえた

『誰？昔の僕？』

『そう、昔の貴女。いいの？早琥兄にあっても、嫌な事思い出すだけじゃない？｣

『そうだけど僕はっ』

『それを……早琥兄や珠を助けて何かあるの？無いよね？｣

『無い、けど……』

『なら良いじゃん。助けなくてもさ、助けるなら早琥兄に会うんだよ？また閉じ込められるかもしれないんだよ？｣

『それは……っ』

『ねっ♪思い出したでしょ？嫌な思い出」

『や………め…』

『早琥兄なんか助けなくてもイイじゃん！珠は別だけど♪……それにもしかしたら早琥兄、」

次の言葉を僕は聞きたくなかったからさけんだ

『捕まって『やめて！！』なに？人の言葉くらい最後まで聞いてよ。」

『貴女は誰？貴女は私じゃないよね？』

？？『…………………………な～んだ。もうバレちまったか。お前スゲェな」

『やっぱりね……で、誰？』

？？『俺？俺は楼鬼。」

『いや、誰？』

楼『ずっとお前の中にいた鬼だよ♪」

鬼？僕の中にいた？…………何それ面白そう！

『いつから居たの？』

『んー……５、６年前か？」

『゛私゛が、誘拐された年？』

『そうだぞ♪」