イナイレ〜 私達の呪われた学校

１１話　クラス表 ページ13

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あ) さてさて私のクラスは…



エスカバ君と掲示板の方に向かったタイミングで
ミストレが戻ってきた
どれだけ走ってたんだろうか、完全に女子達をまいた様子だ



ミ) はぁ…はぁ…
ど…どう…？


あ) あ！ミストレ、帰ってきたんだ
　 女の子たちは？

ミ) 俺を探して走り回ってるよ…つっかれたあー…


エ) おー、おつかれさーん

ミ) おぉ…童貞…
　 お前にはこんな経験一生できないよ

エ) あー、はいはい、
　 何回も聞いてるよ、それ。



エスカバ君はそんなやりとりに慣れている様子で軽くミストレをあしらう
ミストレが自分以外の人とこういうやりとりをしているのがなんだか新鮮で
思わず笑みがこぼれてしまった



ミ) …で、A、クラスは…？

あ) あ、３組！私とミストレ一緒だよっ！

ミ) そっか、よかったよかった
　 あ、バダップとエスカバも一緒なんだ
　 そっかぁ〜
　 今年は充実できるなー


あ) あ、保健室の常連さんも一緒のクラスだ！

エ) …なんか、騒がしそうなクラスだなぁ

　
あ) もうクラスに行っていいの？

エ) あぁ、じゃあ行くか

ミ) 行こ行こ、俺が一番のりしよーっと

あ) ミストレまってーーっ




エ) お前ら元気すぎだろ！！





　



―― ３組 ――



　

３組に訪れると、
既にクラス発表を見終えた生徒達が
自分の名前が貼られた机に腰掛けていた


　
あ) ここだね！


円) あっ！お前はあの時の！

あ) 円堂君！よろしくね〜


円) ああ、よろしく！
　 豪炎寺ー！新しい転入生きたぞー！



豪炎寺と呼ばれた少年は、凛々しい見た目をしている、
世間一般「イケメン」の部類の少年だった



豪) 円堂が言ってた転入生か、俺は豪炎寺修也だ。

あ) 私は神楽坂A！よろしくね〜

ミ) しかも席もとなりなんて最高じゃない？
　 俺初めて苗字に感謝したよ

あ) ほんとだぁ！苗字の頭文字が「か」だもんね！





すると、スピーカーからチャイム音が流れる
１限目のスタートの合図だ




先生) はいはーい！席につきなさーい！


　


　

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